大和町吉田地区の、根古川支流沿いの林道から山中に分け入り、尾根を乗越えると
盆地状の源流部にたどり着きました。そこは意外になだらかで、雑木林が広がっています。
雑木林を踏査後、沢沿いに続く杉林内の細い踏み跡を下って行くと、変った羊歯の葉を
見つけました。何となくフユノハナワラビに似ていますが、それよりも大きいような ?
帰宅後に羊歯植物図鑑で調べてみましょう。
二枚とも2017.4.22撮影
羊歯植物図鑑でフユノハナワラビを検索し、その仲間に写真の羊歯と似ているものがないかを
探すことにしました。そうするとフユノハナワラビの次のページに、オオハナワラビという羊歯が
載っていて、これが写真の羊歯とそっくりです。
葉縁にある細かな鋸歯の特徴も合致しますから、オオハナワラビで間違いないでしょう。
2017.4.22撮影
ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性羊歯植物で、本州の東北南部~九州に分布する。
丘陵地~山地の、やや湿った林床に自生し、栄養葉の高さは15~50cm。
根茎は短く直立、肉質の根を多数出す。
秋に栄養葉と丈の高い胞子葉を出し、栄養葉は7月頃に枯れる。
栄養葉の柄は長く、長さ10~20cm、直径3~4mm、地際で胞子葉を分岐する。
栄養葉の葉身ははぼ5角形で鋭頭。3回羽状に深裂し、長さ10~25cm、幅15~25cm。
最下段の羽片が最大で、上へ向かって小さくなっていく。羽片は3角状広楕円形で、長さ8~15cm、
幅5~8cm。長さ1.5~3cmの柄がある。
小羽片は広披針形で、先に向かってしだいに狭くなり、鋭頭。
裂片は狭楕円状形で、鋭頭~鋭尖頭、縁は鋭鋸歯のものから不規則な波状のものまである。
小羽片基部の裂片は扇形で深裂、葉柄や羽軸に灰色で長い毛をまばらに生じる。
胞子葉は栄養葉より長く、柄は長さ15~35cm、穂の部分は全長の2/5ほど、2回羽状に分岐し、
円錐花序的で、軸は無毛。
胞子の表面には微細な突起が大きな網目をつくる。
胞子は9~10月に熟し、胞子葉は胞子散布後も残る。、
盆地状の源流部にたどり着きました。そこは意外になだらかで、雑木林が広がっています。
雑木林を踏査後、沢沿いに続く杉林内の細い踏み跡を下って行くと、変った羊歯の葉を
見つけました。何となくフユノハナワラビに似ていますが、それよりも大きいような ?
帰宅後に羊歯植物図鑑で調べてみましょう。
二枚とも2017.4.22撮影
羊歯植物図鑑でフユノハナワラビを検索し、その仲間に写真の羊歯と似ているものがないかを
探すことにしました。そうするとフユノハナワラビの次のページに、オオハナワラビという羊歯が
載っていて、これが写真の羊歯とそっくりです。
葉縁にある細かな鋸歯の特徴も合致しますから、オオハナワラビで間違いないでしょう。
2017.4.22撮影
ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性羊歯植物で、本州の東北南部~九州に分布する。
丘陵地~山地の、やや湿った林床に自生し、栄養葉の高さは15~50cm。
根茎は短く直立、肉質の根を多数出す。
秋に栄養葉と丈の高い胞子葉を出し、栄養葉は7月頃に枯れる。
栄養葉の柄は長く、長さ10~20cm、直径3~4mm、地際で胞子葉を分岐する。
栄養葉の葉身ははぼ5角形で鋭頭。3回羽状に深裂し、長さ10~25cm、幅15~25cm。
最下段の羽片が最大で、上へ向かって小さくなっていく。羽片は3角状広楕円形で、長さ8~15cm、
幅5~8cm。長さ1.5~3cmの柄がある。
小羽片は広披針形で、先に向かってしだいに狭くなり、鋭頭。
裂片は狭楕円状形で、鋭頭~鋭尖頭、縁は鋭鋸歯のものから不規則な波状のものまである。
小羽片基部の裂片は扇形で深裂、葉柄や羽軸に灰色で長い毛をまばらに生じる。
胞子葉は栄養葉より長く、柄は長さ15~35cm、穂の部分は全長の2/5ほど、2回羽状に分岐し、
円錐花序的で、軸は無毛。
胞子の表面には微細な突起が大きな網目をつくる。
胞子は9~10月に熟し、胞子葉は胞子散布後も残る。、
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