コハマギクも、東松島市宮戸島の海岸沿いで撮影したものです。ハマギクは日当たりのよい岩壁や、木々の少ない草地に生えていますが、コハマギクはそれほど日当たりを求めておらず、明るい松林の中や、北東向きの半日陰などにもたくさん咲いていますね。花の盛りの時季も少しずれていて、ハマギクの花が終わりかけたころに、盛りを迎えるようです。 二枚とも2017.10 . . . 本文を読む
東松島市南東部の宮戸島は松島丘陵の北東端にあたり、ほぼ全島が中新世前期の軟らかい凝灰岩や砂岩からなっています。そのため波の浸食を受けやすく、島の周囲は切り立った岩壁が連なっています。凝灰岩の表面は凹凸が多く、植物が着生しやすいのでしょうね。険しい岩壁でも、日当たりを好む海浜植物が何種か生えています。9月下旬には、日当たりのよい岩壁にハマギクが咲き始めます。盛期は10月初旬ですが、今年は訪れることが . . . 本文を読む
散歩で町の郊外まで脚を延ばし、線路沿いの砂利道を歩いていると、道と線路
の間の草地につる草が茂っていて、小さなブドウ状の実がたくさん生っています。
未熟な実は黄緑色で、熟した実はブドウのような青藍色になっています。
つる状の草姿や葉が、どことなくミゾソバやママコノシリヌグイに似ていますから、
タデ科の植物と思われます。
たしか・・イシミカワという変わった名前の植物だったような・・
. . . 本文を読む
栗原市栗駒沼倉地区の林道から、道のない小沢を登っていくと、疎らな杉林内に
荒れた作業道があって、その道下に茶色のキノコが二本だけ生えていました。
傘の表面にヌメリはないものの、チャナメツムタケに似ていますね。
チャナメツムタケの発生時季は遅い方で、10月末から11月初め頃に何度か採取した
ことがあります。だいたい5~10本がまとまって生えているのですが、ここでは二本
しか見つかりませんでした。時 . . . 本文を読む
栗原市栗駒沼倉地区の、林道沿いに咲いていたセンブリです。自生していたのは斜面下の半日陰の路肩や、窪地の下手にある草地で、いずれも多少湿り気のある場所です。日当たりが良好で、乾き気味の場所では見ませんでしたね。 三枚とも2017.10.6撮影センブリは昨年の10月に観察して、記事をアップしています。属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います . . . 本文を読む