コハマギクも、東松島市宮戸島の海岸沿いで撮影したものです。
ハマギクは日当たりのよい岩壁や、木々の少ない草地に生えていますが、コハマギク
はそれほど日当たりを求めておらず、明るい松林の中や、北東向きの半日陰などにも
たくさん咲いていますね。花の盛りの時季も少しずれていて、ハマギクの花が終わり
かけたころに、盛りを迎えるようです。
二枚とも2017.10.15撮影
コハマギクの草丈は10~20cmと小ぶりですし、花も茎の先に1つだけですから派手さは
ありませんが、草地や林床一面に群生しますから、お花畑のようで見事です。
群生するのは地下茎を這わせて、その先に新苗を出して増えるからですね。
遊歩道沿いの日当たりのよい草地に、草丈が30cmほどもあるコハマギクが生えていて、
よく見ると花を2~3個付けています。これが「ミヤトシマギク」と呼ばれるイエギク
との雑種なのでしょう。宮戸島には四つの集落があって、自生地と近接していますから
雑種が生まれやすいのでしょうね。
2017.10.15撮影
コハマギクは2015年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/bfb32ffdace244d841baf2b8d8051eb6
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