南三陸町入谷地区西部、沢沿いの林道を上がって行くと、轍の間に何かの根生葉が幾つか生えています。どことなくムラサキサギゴケ、或いはキランソウなどの小型野草の根生葉のように見えます。さらに行くと、林道のあちこちに小さくまとまって生えています。
帰宅後に植物図鑑で調べると、シソ科のキランソウの根生葉のようです。花期には匍匐枝を四方へ伸ばして、マット状に広がっていますが、今の時季はまだ匍匐枝を出していな . . . 本文を読む
南三陸町入谷地区西部、沢沿いの林道を上がって行くと、沢と対岸の山の間に細長い緩斜面が続いていて、落葉広葉樹の林になっています。木橋を渡って林内に入ると、林はほぼクワの木からなっていますから、かつては養蚕用の桑畑だったものと思われます。それが長い年月放置されたため、このような高木の林になってしまったのでしょう。
二枚とも2020. . . . 本文を読む
南三陸町入谷地区西部、沢沿いの林道を上がって行くと、沢へ下って行く作業道があります。これを下って行くと、山側法面にハルジオンの根生葉が散生していますが、殆どの葉が千切れています。先ほど登った尾根には、カモシカのものらしき糞がたくさん落ちていたので、これもカモシカに食べられたものと推測されます。
二枚とも2020.2.3撮影
別 . . . 本文を読む
涌谷町南部の花勝山集落、その北側を流れる江合川の河川敷内の農道を歩いていると、下流側に小丘があって杉林になっています。杉の木立越しに見ると、上には小さな神社が祀られているようです。
小丘の裾を歩いて行くと、杉林の中にオモトが群生していて、葉元に赤い実が付いています。オモトの分布域は関東以西とありますから、これは民家の庭などから逸出したものでしょう。
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涌谷町南部の花勝山集落、その北側を流れる江合川の土手を歩いていると、河川敷の流れ際の藪が、延々と根こそぎ掘削されたように見えます。河川改修の一環でしょうね。掘削後、きれいに均されているので、まるで砂浜のように見えます。そんな岸辺を下流方向へ歩いていくと、何か動物の足跡が点々と続いています。「かなり大きな足跡だね、大型のキツネかなぁ ?」
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