登米市東和町嵯峨立地区北部、丘陵地の細い車道を下って行くと、道路と農地の境目に1
本の小高木がこんもりと茂っています。近づくにつれ、白いアジサイのような花がたくさ
ん咲いているのが見えます。葉がカエデの葉のように3裂しているので、カンボクの木で
しょうね。果実は何度か見ていますが、花を見るのは初めてです。
二枚とも2021.5.19撮影
カンボクの花はガクアジサイの花に似ていて、中央に小さい両性花がたくさん付き、周り
を直径2~3cmの白い装飾花が取り巻きます。装飾花は深く5裂していて、浅い椀形~平
開しています。受粉~結実するのは両性花で、装飾花には雄しべや雌しべがありません。
2021.5.19撮影
カンボクは2017年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/e57222fb6049db9f923646355e80b35b
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