里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

カンボク 白い装飾花

2021-05-26 | 日記

登米市東和町嵯峨立地区北部、丘陵地の細い車道を下って行くと、道路と農地の境目に1
本の小高木がこんもりと茂っています。近づくにつれ、白いアジサイのような花がたくさ
ん咲いているのが見えます。葉がカエデの葉のように3裂しているので、カンボクの木で
しょうね。果実は何度か見ていますが、花を見るのは初めてです。

                              二枚とも2021.5.19撮影

カンボクの花はガクアジサイの花に似ていて、中央に小さい両性花がたくさん付き、周り
を直径2~3cmの白い装飾花が取り巻きます。装飾花は深く5裂していて、浅い椀形~平
開しています。受粉~結実するのは両性花で、装飾花には雄しべや雌しべがありません。

                                  2021.5.19撮影

カンボクは2017年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/e57222fb6049db9f923646355e80b35b

 



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