里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

日光トウガラシか 本吉町

2024-09-18 | 日記
気仙沼市本吉町、山裾の集落道をゆるやかに下って行くと、道下の小さな畑に赤い実を付けた作物が数株植えられています。枝葉の下を覗き込むと、赤い実はトウガラシのようですが、随分実が長く10cm以上はありそうです。特徴がはっきりしているので、種苗店のサイトなどを見れば品種が判るでしょう。                                  三枚とも2024. . . . 本文を読む

ガガイモ 紡錘形の実

2024-09-15 | 日記
気仙沼市本吉町、山間の耕作放棄地脇の車道をゆるやかに上がって行くと、ガガイモのつるがあちこちと這いまわり、あるいは大型の植物に絡みついています。既に花は終わっていますから、上手くすると実の写真が撮れるかもしれません。ガガイモは中々結実しがたく、私はまだ実が生っているところを見たことがありません。 あるガガイモの解説文に、這いまわるつるでは殆ど結実せず、他物に絡み上がるつるでは稀に結実するとあった . . . 本文を読む

ナラタケモドキ 立木に束生

2024-09-14 | 日記
気仙沼市本吉町、荒れた林道を上がって行き、峠のようになった切通からは西へ下って行きます。少し下ると、微かに残る道形の脇に数本のヤマハンノキが生えていて、その内の1本の幹にはナラタケらしきキノコが束生しています。見上げると、枝には緑葉が付いているので枯木には見えないのですが、ナラタケが生えているということは、材の一部が腐朽しているのでしょう。ヤマハンノキは生長の早い樹種なので、材がやわらかく腐朽しや . . . 本文を読む

クマシデの果穂 大和町吉田

2024-09-13 | 日記
大和町吉田地区西部、山地中腹の車道をゆるやかに上がって行くと、林際の小高木にたくさんの果穂が吊り下がっています。果穂が紡錘形で、一枚一枚の果苞が開いていないのでクマシデでしょう。6~7年前に泉区の山中で一度見たきりで、以降出会っていない珍しい樹種です。樹木図鑑には、深山の沢沿いに生えるとありますからね。                                &nbs . . . 本文を読む

イイギリの果房 大和町吉田

2024-09-09 | 日記
大和町吉田地区東部、川に並行する集落道を走行していると、道下の河畔林に葉の大きな高木があって、房状の実が生っているような ? 車を道路際に停めて、少し戻って確認すると、大きな心形の葉で葉柄が長いのでイイギリの葉のようです。枝先には房状の実が幾つもぶら下がっていますが、まだまだ未熟で黄ばんだ程度です。赤熟するのは11月下旬頃でしょうか。 イイギリは赤熟した実も、5月初旬頃に咲く花も観察したことがな . . . 本文を読む