10/2~3は、明神岳東稜~主稜縦走のガイドでした。
元々公募企画でしたが今回は個人ガイドに切り替えての山行でした。
台風24号が去り、ようやく晴天が訪れた2日間を狙っての入山でした。実は8月から既に2回も延期を重ね、”三度目の正直”でした。
ひょうたん池でテント泊をし、翌朝予定通り東稜を登っていったのですが、お客様の体調が非常に悪く、やむを得ず途中から中退となりました。
登るのもそこそこ難しい東稜ですから下降は登り以上に大変で、特に草付きの通過が多く手がかり足がかりが非常に乏しい東稜の下降はとても悪くロワーダウンとクライムダウンの連続でなんとか無事に下降してきた次第です。
今回のようなバリエーションルートで体調を崩したお客様を守りながら安全に下降していただくことが如何に難しく大変なことか改めて考えさせられた山行でした。特に確保支点の乏しい岩稜ルートは尚更です。
今回は登攀中の写真が全くないのでせめて景色写真をお楽しみいただければと思います。
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河童橋からの穂高。
いつぶりかの?最高の晴天です!
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青い空にめざす明神岳の鋭い峰が映えます!
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明神からのめざす東稜と明神岳主稜の峰々
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ひょうたん池をめざして登っていきます。
紅葉の絨毯が広がっていますね。
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5峰南東壁の下もアチコチ紅葉に染まっていて綺麗です。
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紅葉を足下に、霞沢岳方面を望みます。
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ひょうたん池でテント泊。重たい荷物でよく頑張りましたね。
めざす東稜と右奥には前穂高の三本槍が鋭い姿で聳えたっています。
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ひょうたん池。特にパッとしない小さな池ですがこの時期は周りが紅葉して綺麗です。
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翌朝5時過ぎに出発。蝶ヶ岳方面から日の出を迎えます。
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ラクダのコブ直下まで登りましたが今回は中退です。
憧れ続けた明神岳。残念ですが仕方ないですね。それより大切なカラダですからちゃんと無事で帰ることが大切ですね。
ちょっとでも気を抜くとあっという間にスリップしてしまいそうな草付き急斜面をひたすらロープで確保しながらの下降です。
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時々前向きに歩けてホッとする気分も束の間。果てしなく感じるくらい急斜面の下降が続きます。
体調悪いのに本当によく頑張り抜いて下降されたと思います。
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第一階段を下降し終えてようやく少しホッとしました。
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回りを見る余裕を少し出てきましたね。
前穂高の三本槍を見ながらの下降。
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叶わなかった明神岳が遥か高く聳えています。
ゆっくりゆっくり下山して上高地に無事到着。今回の山行を終了しました。
大変大変お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。
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熱く・楽しくいこう!
元々公募企画でしたが今回は個人ガイドに切り替えての山行でした。
台風24号が去り、ようやく晴天が訪れた2日間を狙っての入山でした。実は8月から既に2回も延期を重ね、”三度目の正直”でした。
ひょうたん池でテント泊をし、翌朝予定通り東稜を登っていったのですが、お客様の体調が非常に悪く、やむを得ず途中から中退となりました。
登るのもそこそこ難しい東稜ですから下降は登り以上に大変で、特に草付きの通過が多く手がかり足がかりが非常に乏しい東稜の下降はとても悪くロワーダウンとクライムダウンの連続でなんとか無事に下降してきた次第です。
今回のようなバリエーションルートで体調を崩したお客様を守りながら安全に下降していただくことが如何に難しく大変なことか改めて考えさせられた山行でした。特に確保支点の乏しい岩稜ルートは尚更です。
今回は登攀中の写真が全くないのでせめて景色写真をお楽しみいただければと思います。
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河童橋からの穂高。
いつぶりかの?最高の晴天です!
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青い空にめざす明神岳の鋭い峰が映えます!
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明神からのめざす東稜と明神岳主稜の峰々
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ひょうたん池をめざして登っていきます。
紅葉の絨毯が広がっていますね。
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5峰南東壁の下もアチコチ紅葉に染まっていて綺麗です。
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紅葉を足下に、霞沢岳方面を望みます。
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ひょうたん池でテント泊。重たい荷物でよく頑張りましたね。
めざす東稜と右奥には前穂高の三本槍が鋭い姿で聳えたっています。
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ひょうたん池。特にパッとしない小さな池ですがこの時期は周りが紅葉して綺麗です。
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翌朝5時過ぎに出発。蝶ヶ岳方面から日の出を迎えます。
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ラクダのコブ直下まで登りましたが今回は中退です。
憧れ続けた明神岳。残念ですが仕方ないですね。それより大切なカラダですからちゃんと無事で帰ることが大切ですね。
ちょっとでも気を抜くとあっという間にスリップしてしまいそうな草付き急斜面をひたすらロープで確保しながらの下降です。
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時々前向きに歩けてホッとする気分も束の間。果てしなく感じるくらい急斜面の下降が続きます。
体調悪いのに本当によく頑張り抜いて下降されたと思います。
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第一階段を下降し終えてようやく少しホッとしました。
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回りを見る余裕を少し出てきましたね。
前穂高の三本槍を見ながらの下降。
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叶わなかった明神岳が遥か高く聳えています。
ゆっくりゆっくり下山して上高地に無事到着。今回の山行を終了しました。
大変大変お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。
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熱く・楽しくいこう!