熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

くろんど通信

2018-12-10 18:31:44 | プライベート
ハイ! くろんどチアリです!(毎回ベタですが・・・)

日帰り仕事の5連チャンで少々疲れが溜り気味ではあるが、天気も良いので夕方からいつものくろんど池へ走りに。
あ~ くろんど池が呼んでいる!
♪~カーモン ベイビー クロンド~♪


あれだけ綺麗だった紅葉もすっかり落葉してしまって寂しい感じの冬枯れのくろんど池である。


それでも空気が澄んだこの時期ならではの綺麗な景色が広がっていた。

たっぷり汗を掻いて爽やかだぁ~!









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アイゼン・ピッケルワーク講習(ステップ1/入門技術編)

2018-12-10 10:15:53 | 講習
12/9は、六甲の蓬莱峡でアイゼン・ピッケルワーク講習の入門編を行いました。




蓬莱峡は大盛況!
これでもか!というくらいの大混雑ぶりでした。


低い場所で基本技術を反復練習です。
体力が必要な雪山登山ですが、決して「力任せ」の登り方にならないことが大切です。




時間をかけて基本技術をじっくり反復練習した後は、荷物を背負って実際の登山を想定しての行動です。




蓬莱峡は「関西のグランドキャニオン」とも呼ばれています。ハイ!


入門編というには少々難し目の個所も使っています。
何故なら、雪に覆われた本当の雪山に比べて遥かに易しく、穏やかなコンディションの蓬莱峡なので少々難しいことをしていて丁度帳尻が合うからです。
一日中アイゼンを履き、ピッケルを使い続けた皆さん、アイゼン・ピッケルがかなり手足の延長のような存在になったのではないでしょうか。
ご参加の4名様、一日お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。








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自立した登山者のための  ロープワークとアクシンデ・トラブル 回避法と対処法

2018-12-10 09:55:52 | 講習
12/8は、自立した登山者になるための登山講習でした。


「羽織る」「被る」「張る」、様々なツェルトの使用法を練習しました。
非常時の装備と捉えらえがちなツェルト、非常時用としてでなく、いろんなことに使える「便利な小物」として捉える「意識改革」が一番大切です。


足首の捻挫に対する対処、簡易的で即席な松葉杖の作って歩き回ってもらいます。


登山に使えるロープの結び方やロープワークを練習していただいた後は難所を通過しながらロープワークを実践してもらいました。
経験者役と初心者役に分かれて後退しながら難所を安全に通過していただくことを繰り返し練習していただきました。

技術全般に言えることですが「知っている」と「出来る」のは違うことです。なので繰り返し行い「出来る」技術としていただくことが重要です。
また直ぐに忘れてしまいがちなので、時々復習することも欠かせませんね。
そしてこういう技術を是非ご自身の登山の「お守り」としていただければ何よりです。

ご参加いただいた3名様、一日お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。









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個人講習 ロッククライミング講習(六甲 芦屋の岩場、泉州 奥立岩)

2018-12-10 08:39:35 | 講習
12/5~7は、個人ご依頼の講習でした。
クライミングの基本技術を身に着けておただくことをメインに、初歩のリード技術も体験していただく内容です。
常に危険に繋がるクライミングなので質を重視することはもちろんですが、とにかく量をこなして徹底的に頭で理解して体に覚え込ませていただくことが重要です。


■1日目
六甲が初めてのKさんなので、六甲の概要を知っていただく為にも先ずは地獄谷から入山。小滝を越えていくプチ沢登り的な登りが楽しいです。


A懸岩で初歩のクライミング


万物相は六甲を代表する景観の一つです。六甲が初めての方には欠かせませんね!


キャッスルウォールのネコちゃんがお出迎え。


キャッスルウォールでは易しいところから少々難しいラインまで、とんかく”数をこなす”ことを念頭に登っては下りを繰り返しました。


いつも写真を撮りたくなるこの景色。やはり六甲といえば海です。


最後の懸垂下降をして初日を終了~
初日早々長い一日大変お疲れさまでした。


■2日目
午後の早い時間に降雨となることから早朝に集合してキャッスルウォールから開始です。
雨が降り出す前に先ずは初日の復習をしながら登り込み。


雨が近いので大阪湾方面はだいぶ霞んで視界が悪いですね。


最近、ネコちゃんがかなり懐いてくれるようになりました。はい!


雨が降る中、ブラックフェースに移動して引き続き登ります。


取付き付近の平地を使ってリード技術のシステムを繰り返し反復練習した後は、実際の岩場で易しい箇所をリード体験。
降雨もあって、8割程度の内容までしか出来ませんでしたが、それでもしっかり実践練習していただけて先ず先ず良かったです。
2日目も大変大変お疲れさまでした。


■3日目
泉州の奥立岩でプチ・アルパインクライミングです。
2日間で練習したことを元に、より実践的な本当の自分の技術として身に着けていただく内容です。
また普段のガイド山行という登り方ではなく、所々で講習しながら登っていただきました。


ゲートロックから開始。
明け方までの雨で濡れた岩にいきなり緊張させられる登りです。


左リッジ 右フランケを登ります。
脆く、浮石の多い岩場なのでバランスを重視して落ち着いた動作が要求されます。
こういう技術はフリークライミング向きの堅い岩場を登っているだけではなかなか身に着けることが出来ないのでより重要です。


正面壁へ向けて懸垂下降


正面壁の左スラブを登ります。
急傾斜で足の使い方がポイントの箇所が多く、前日までの2日間の講習で行ったことを十分に発揮して登ります。


易しい左奥壁は2ピッチでリードしていただきました。
非常に脆く、またリードということで緊張されながらもしっかりした集中力と落ち着いた確実な動作で無難に登り切られました。


最後の右奥壁を登ります。


冬枯れの季節を迎え、より静かに佇む横谷の集落を眺めながら下山です。

麓に下山して奥立岩クライミングを終了。
合わせて今回の3日間の講習を修了しました。
ハードな毎日でしたが、メゲズにとても熱心に練習されて本当に上達されました。
大変大変大変お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。









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