ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

京都御所 秋季一般公開 その1

2008-11-15 22:41:04 | 京都御所・御苑の四季
08/11/15


今年のテーマ 「内裏(だいり) いづれの御時(おんとき)にか…」


諸大夫の間しょだいぶのま



「桜の間」(襖の絵にちなんで呼ばれている)では、和琴わごんの演奏が・・・

和琴は、日本が起源の弦楽器で日本古来の歌謡である国風歌舞などの演奏に用いられたそうです。




『源氏物語』二十六帖では、源氏が玉鬘たまかずらに琴を教えています。



「鶴の間」「虎の間」には、屏風『源氏の図』 源氏物語の名場面を描いています。
(クリックすると画像が大きくなります。)


図の説明



月華門げっかもんまえには、今年は牛車ぎっしゃが置かれていました。







  

回廊東側には、『大本山大覚寺 嵯峨御流』



『総本山仁和寺 御室流』



『総本山御寺 泉涌寺月輪未生流』



【承明門から見る紫宸殿】



紫宸殿ししんでん

中央には天皇の御座『高御座たかみくら』、その東に皇后の御座『御帳台みちょうだい』が置かれています。



清涼殿せいりょうでん の女御



小御所こごしょでは、絵合が再現されています。



左右に分かれて絵画を出し合い優劣を競った公家の遊びで、源氏物語にも登場。



御学問所おがくもんじよでは囲碁を再現

平安時代では、貴族のたしなみとして好まれ、『源氏物語』『枕草子』などの

文学作品にも、しばしば囲碁の描写が登場しているそうです。




毎年いろいろなテーマで再現され楽しめますよ    一般公開は、明日最終日です。

明日は、庭園をご紹介します。



2008年 春 投扇興

2007年 秋 和舞       2007年 春      

2006年 秋