ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

伏見を散策 ② 大黒寺

2010-01-12 21:13:04 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
100110


大黒寺は、真言宗のお寺で、円通山大黒寺といいます。元は、「長福寺」という名前でした。

1615年(元和元年)、薩摩藩主・島津義弘の守り本尊「出生大黒天」にちなんで、

薩摩藩の祈祷所として大黒天をご本尊に、寺名を大黒寺と改めました。

通称、「薩摩寺」と呼ばれています。

本尊・秘仏大黒天は、金張の厨子に安置された小さな像で、六十年に一度、甲子きのえねの年に開帳されるそうです。



本堂向かって左側に瓶、右側におさすり大黒さん

  

境内には、西郷隆盛が建てたという、有馬新七ら寺田屋事件で犠牲になった九烈士の墓碑をはじめ、

伏見義民の文殊九助、木曽川治水工事の犠牲になった薩摩藩家老・平田靱負ゆきえの墓があります。
(注:下の写真は、お墓ではありません。本堂横にあった碑です。)



金運清水きんうんしみず】 

平成13年(2001)に新しく掘られた井戸です。

大黒天に供えられる霊験あらたかな水といわれていて、金運良好、資産増加

厨房守護、子孫繁栄などに御利益があるといわれています。



【大黒寺】伏見区鷹匠町4