ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

佛徳山 興聖寺 / 宇治

2008-01-06 20:19:53 | ちょいぶら京都府下
080104撮影


興聖寺は仏徳山と号する曹洞宗のお寺で道元禅師を開祖とし、元は伏見深草に建てられましたが、
禅師が越前に移った後、寺は荒廃し永井尚政により現在の場所に再興されました。

石門(総門)から山門までの参道を琴坂(宇治十二景の1つ )と呼び春は桜・山吹、
秋は紅葉が見頃となります。



琴坂を上ったところに竜宮門(山門)




【本堂】本尊は釈迦三尊
本堂は、伏見城の遺構を移築。伏見城で自刃した将兵の血に染まった血天井を見ることが
できるそうですが、この日は法要の為本堂の中に入ることができませんでした。



本堂前の庭にはツツジやカエデがきれいだそうですが・・・今は枯れ木です。



【鐘楼】


法要ということもあり本堂に入ることができませんでした&琴坂の楓の紅葉も見てみたいので
今年の秋に再び来れたらいいなぁと思うのでした。



【興聖寺】 京都府宇治市宇治山田27
拝観時間:9:00~17:00   拝観料:境内自由、本堂 志納金300円
アクセス:JR奈良線「宇治」下車徒歩約15分

宇治上神社/ 宇治

2008-01-05 20:22:43 | ちょいぶら京都府下
080104撮影


宇治上神社は、平安時代前期に建てられ、現存する最古の神社建築。
応神天皇、仁徳天皇、菟道稚郎子の三神を祀っています。
拝殿、本殿は共に世界遺産に登録

【拝殿】鎌倉時代の建物で寝殿造り 拝殿前には清めの砂



【本殿】覆屋にした本殿その中には一間社流造の社殿が3棟並んでします。  



【桐原水】宇治七名水の一つ、七名水の多くはもう現存しないそうです。
 


【宇治上神社】京都府宇治市宇治山田59
拝観時間:8:00~16:30 拝観料:無料
アクセス:JR奈良線『宇治』下車 徒歩20分

平等院鳳凰堂/ 宇治

2008-01-04 20:23:19 | ちょいぶら京都府下

2008年最初のちょいぶらは、平等院鳳凰堂 
 
平成16年1月から昨年9月(平成19年)まで『国宝 阿弥陀如来坐像』と『国宝 天蓋』の
大修理が行われていましたが修理が終わり10月から拝観開始 


平等院は、藤原道長が譲り受けた別荘を道長の子頼道が1052年(永承7)に寺と改めたのが
始まりだそうです。

【鳳凰堂】



鳳凰堂は、極楽浄土の宮殿をモデルとしています。
中央には、阿弥陀如来像(定朝作、手法 寄木造)、上部には二重天蓋
周囲の壁・扉には九品来迎図、阿弥陀仏の背後の壁には極楽浄土図が描かれています。
堂内の天井や小壁等には宝相華ほうそうげ(極楽浄土に咲く花)の文様で
埋め尽くされているそうですが今は色あせていて元の色がわかりませんでした。
(鳳翔館内で3D-CGによる堂内再現映像を見ることができます。)

左右の壁には、52体の雲中供養菩薩像(定朝作)が懸けられています。
52体の内の一部は鳳翔館の雲中の間に展示されています。
供養菩薩像は、いずれも雲にのり楽器を奏でています。



鳳凰堂から見た阿字池、洲浜と燈籠



どこから見ても鳳凰堂は絵になります 



今回で3度目の拝観、次回は・・・紅葉、雪 にお邪魔できたらなぁ




平等院の藤 070504撮影



【平等院】 京都府宇治市宇治蓮華116
拝観時間:8:30~17:30     拝観料:600円
〔鳳凰堂内部拝観〕受付時間:9:10~16:10 拝観は9:30~ 以後20分毎 
     志納金:300円
アクセス:JR奈良線「宇治駅」より徒歩約10分又は京阪宇治線「京阪宇治駅」より徒歩約10分