２０世紀少年＜ネタバレなしで＞

いや～、面白かった！

浦澤直樹原作だから、ちょっとシニカルな結末かと思ってたら
感動もあって、ちゃんと深いメッセージもあって、
なんか、とても　「見て良かった」　って気持ちになりました。



さて、焦らしプレイが苦手な私。

週刊誌に連載のコミックとか絶対単行本になるまで読みません。
できれば、単行本も全巻出てから読みたいくらい。

映画も『三部作』とか言われたら、一作目二作目は絶対見に行かない。
「結論は半年後」　とか絶えられないんだもん。
なので、その場合は、最終章が公開になってから、
一作目二作目をＤＶＤで見て映画館へ行く。

この頃は、私みたいな人のために、ちゃんとテレビで
一作目二作目を再放送してくれるから助かります。

２０世紀少年は、ちゃんとテレビで再放送があった上に、
今回上映分の最初に
５分にまとめた　「ここまでの話」　がついてました（親切　笑）。



原作コミックは読んでないんだけど
浦沢作品は　『ＭＯＮＳＴＥＲ』　を読んだことがあった。

登場人物がどんどん出てくるし事件もどんどん起きるんだけど、
それらのすべてが並列に並んでいくばかりで
どこまでも関係性がわからないまま話は進む。

最後の最後に一気にすべてが結びついて結論に向かうのだけど
それまでは何が何だかさっぱりわからないから
相当にフラストレーションがたまるストーリー展開。（笑）

作品自体が焦らしプレイ（苦笑）。



『２０世紀少年』　もテレビで第一作を見たら同じ作りだったから、
ちょっとやだな～、
最終章はどのあたりから解決に向かうんだろうって思っていたら、
最初からどんどん展開していったのも、私的にはグー。

私のように、焦らしプレイが苦手な方も、
きっと楽しめると思いますよ。
とっても面白いので、みなさま、ぜひ、映画館へ！


映画はコミックとは違う結末っていうことだったので、
今度はコミックのほうが読んでみたくなりました。