どっぴんく

姪がブログに書いていたシャスタ～セドナ旅の記事の中に

『どッピンクのテンガロンでトレイルを進むおばの後姿』

とあって爆笑してしまった。



成田へ向かうスカイライナーの中に、キャップを置き忘れた私は
シャスタのスーベニアショップで帽子を買うことに。
（強い日差しの下、トレッキングするのに帽子は不可欠）

とてもかぶりやすくて気に入った帽子は、カラーが数種類があって、
私はホワイトかブラウンを買おうと思ったのだけど、
かぶってみたら皆さまが　「絶対ピンク」　とおっしゃる。

アメリカ人のおばさんが好みそうな、すごいフューシャピンク。（笑）
私がかぶると中国人観光客みたい。
（つまり　『日本人なら選ばないだろう』　って色なわけで）

帽子なんて、かぶってる本人には見えやしないし
皆さまがそんなに言うならそれでいいか、と思って
結局それを買いました。



だけど、これをかぶって歩いているうち、何か自分が広がった。

「できないだろう」　「やらないだろう」　ってことをすると
こんな小さなことでさえ、自分を広げるんだ、と思った。

自分の　『殻』　を破る　（オーバーだなあ　苦笑）　ってのもあるけど
周囲の人が　「こんな帽子をかぶっちゃう私」　を　「私」　と
見てくれることも大きいんだよね、多分。



服装を変えるって、一番簡単な自分を変える方法だよね。



以前、船井総研の経営コンサルタントの先生に
「自信をつけたいなら、胸元を開くこと」　と教えてもらった。

ハイネックってちょっとシックに見えるから、
夏でもハイネック多用だった私はびっくりしたけど
やってみると呼吸が楽だし、すごくオープンな気持ちになれる。

それを教わった年は、冬でも、上着は厚手で暖かくしておいて
胸元はざっくりって着方ばかりをしてたように思う。

ただし、やりすぎると自信たっぷりを通り越して攻撃的な印象を与えるようで
「近寄りにくくなった」　みたいなことを言われたりもした。
（サングラスで視線を隠しておきながら、胸元ざっくりなATSUSHIって…）



最近は、女の子　（子て）　っぽい、可愛いものにチャレンジ中。
春頃の人生初フリルに次いで、この夏は人生初花柄にトライ。

端から見たら別にどってことない服装だったと思うんだけど
（ってか、私が何着てようが、別に関心自体がないっすよね）
本人的には抵抗ありあり・違和感ありありでした。
ようやく、克服してきたけどね　（いや、だから、別にどうでも…）

苦手だった　「女らしい」　をやってみようっていうのもあるし
まだまだある　「これはできない」　みたいなことから
自由になりたいってのもあるんだろうなあ。

あとはスカートとロングヘアかな。

スカートが第一チャクラにいいらしいとか書きながら、
この夏も結局パンツばっかりになってしまい
（スカート買ったのにはかなかった！）
また、寒い季節に向かってスカートに思いをめぐらす私。

『ロングヘアで花柄＆スカートの中年女性』　っていうと
イメージとして、ちょっとキツイものがある　（苦笑）　んだけど
やってみたら新たな地平が見えるんだろうか。
トライするかは、考え中。