そゆる日記

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顎!

2009年09月17日 | 日々のあれこれ
姿勢を正すときに顎を引くように言われることがありますね。
写真を撮ってもらうときなんかに、「顎を引いて下さい」 ってよく言われてる。

みなさん 「正しい顎の引き方」 ってご存知でしたか?
男性は柔道の授業とかで教わってご存知だったりするのかな?
私は、最近、姿勢に関する本を読んで、
はじめて「顎を引く」という言葉の意味を知りました。



引くのは顎ではなくて 「首」 なんですね。

顔は正面をむく。首を立てたまま、
これ以上後ろに行かないところまでぐっと後ろに引く。
すると両肩も開いて、背中も伸びて、自然といい姿勢になる。

私は顎を引いてって言われると、若干顔を下にむけるようにして
文字通り顎をひいていましたよ。意味ねぇ。



こうして、ぐっ後ろに引くと、首は固定されてぐらつかない。

昔、中島悟さん (日本人初のF1ドライバー ) のインタビュー記事で
“ちゃんとバックミラーを見ていれば追突されるときはわかるし
その瞬間ぐっと首に力を入れればムチ打ちにはならない”
と言っているのを読んだことがありました。

一般に、運転するとき前ばかり見ている人が多い。
常時バックミラーで周囲の車の様子を確認することが必要、
という文脈で語られた言葉だったのだけど
私は「たとえ、そうやって『追突される』ってわかっても
衝突の衝撃は首の力では受け止められるものじゃないでしょ」 と思いました。
「だいたい、首に力ってそんなに入るもんじゃないし」

だけど、中村さんが言う 「首に力を入れる」 が
「顎を引いて首を固定する」 ということを指しているなら
確かにぐらぐらしないぶん軽くて済みそうな気がします。
(その瞬間にできるかどうかは別問題だけどね 笑)



顎を引くと、体に軸が出来て、インナーマッスルが鍛えられ、
ぽっこりお腹の解消にも役立つらしいんですよ、奥さん。

ぽっこりお腹の解消にまでは至ってませんが(とほほ)
この姿勢なら、長時間立っていても腰痛にならないのは検証済み。
これは色々なところで助かってます。

だらっと力を抜いているほうが楽そうだけど、
ちょっと力を使っていい姿勢にしてると
結局はあちこち痛くなることもなく楽なんですよね。

授業参観とか、ほんと辛かったんだ。
早く知りたかった。