ストーリーは一応あるんだけど、起承転結というより
状況とエピソードの積み重ね、という感じ。
なので、ストーリーから何かを読み解くというよりは
ひとつひとつのエピソードから何かを感じればいいんだと思う。
貧富の差によって救われる命とそうでない命があっていいのか
体の一部を機械やクローンに替えるようなことをしても
この世に生き残りたいのか
自分の命のためにクローンの命を奪っていいのか
体のほとんどがクローンになってしまっていても本人と言えるのか
「この肉体を持って生きるってどういうこと?」
「個人のアイデンティティって何?」
そんなことを、改めて考えてみたらいいんじゃないでしょうかね。
私個人的には、主人公のJINが
死んでしまった恋人のクローンに出会うシーンが印象的でした。
死んだと思った人と、また肉体を持って会えて嬉しいかというと
人ってそんな単純なものじゃない。
JINはものすごく怒って、クローンを遠ざけようとする。
クローンには記憶が植えつけられており、感情もあるので
彼女は彼女で苦しんで、受け入れてほしいと懇願するけど
彼は「お前を受け入れてしまったら、サーシャ(本物の彼女)は
ひとりぼっちになってしまうんだ!」って拒絶します。
そうだろうよね、と思う。
再生された肉体や、植えつけられた記憶は、
精工にできたニセモノであって、自分の愛した人とは別物だもん。
一番大切なのは「その人が、その人自身であること」。
寿命ってものがあるのならば、それを含めてその人だもの。
いつか人が死なない未来ってものも来るのかもしれないけど
今は寿命も老いもあるんだから そこも含めて自分。
いいところもダメなところも、イヤなところも全部含めて
「自分」であり、それは誰にとっても尊いことだよね。
そんなことを、難病であり、失明というハンディもありながら
それを全部受け入れて、キラッキラ輝いてるまっちゃんを見ながら
思いました。
そんなふうに生きられるように、なりたいね。
状況とエピソードの積み重ね、という感じ。
なので、ストーリーから何かを読み解くというよりは
ひとつひとつのエピソードから何かを感じればいいんだと思う。
貧富の差によって救われる命とそうでない命があっていいのか
体の一部を機械やクローンに替えるようなことをしても
この世に生き残りたいのか
自分の命のためにクローンの命を奪っていいのか
体のほとんどがクローンになってしまっていても本人と言えるのか
「この肉体を持って生きるってどういうこと?」
「個人のアイデンティティって何?」
そんなことを、改めて考えてみたらいいんじゃないでしょうかね。
私個人的には、主人公のJINが
死んでしまった恋人のクローンに出会うシーンが印象的でした。
死んだと思った人と、また肉体を持って会えて嬉しいかというと
人ってそんな単純なものじゃない。
JINはものすごく怒って、クローンを遠ざけようとする。
クローンには記憶が植えつけられており、感情もあるので
彼女は彼女で苦しんで、受け入れてほしいと懇願するけど
彼は「お前を受け入れてしまったら、サーシャ(本物の彼女)は
ひとりぼっちになってしまうんだ!」って拒絶します。
そうだろうよね、と思う。
再生された肉体や、植えつけられた記憶は、
精工にできたニセモノであって、自分の愛した人とは別物だもん。
一番大切なのは「その人が、その人自身であること」。
寿命ってものがあるのならば、それを含めてその人だもの。
いつか人が死なない未来ってものも来るのかもしれないけど
今は寿命も老いもあるんだから そこも含めて自分。
いいところもダメなところも、イヤなところも全部含めて
「自分」であり、それは誰にとっても尊いことだよね。
そんなことを、難病であり、失明というハンディもありながら
それを全部受け入れて、キラッキラ輝いてるまっちゃんを見ながら
思いました。
そんなふうに生きられるように、なりたいね。