そゆる日記

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Words~約束/裏切り~③感想編

2009年11月10日 | EXILE
ストーリーは一応あるんだけど、起承転結というより
状況とエピソードの積み重ね、という感じ。

なので、ストーリーから何かを読み解くというよりは
ひとつひとつのエピソードから何かを感じればいいんだと思う。



貧富の差によって救われる命とそうでない命があっていいのか

体の一部を機械やクローンに替えるようなことをしても
この世に生き残りたいのか

自分の命のためにクローンの命を奪っていいのか

体のほとんどがクローンになってしまっていても本人と言えるのか



「この肉体を持って生きるってどういうこと?」
「個人のアイデンティティって何?」
そんなことを、改めて考えてみたらいいんじゃないでしょうかね。



私個人的には、主人公のJINが
死んでしまった恋人のクローンに出会うシーンが印象的でした。

死んだと思った人と、また肉体を持って会えて嬉しいかというと
人ってそんな単純なものじゃない。
JINはものすごく怒って、クローンを遠ざけようとする。

クローンには記憶が植えつけられており、感情もあるので
彼女は彼女で苦しんで、受け入れてほしいと懇願するけど
彼は「お前を受け入れてしまったら、サーシャ(本物の彼女)は
ひとりぼっちになってしまうんだ!」って拒絶します。

そうだろうよね、と思う。

再生された肉体や、植えつけられた記憶は、
精工にできたニセモノであって、自分の愛した人とは別物だもん。



一番大切なのは「その人が、その人自身であること」。
寿命ってものがあるのならば、それを含めてその人だもの。

いつか人が死なない未来ってものも来るのかもしれないけど
今は寿命も老いもあるんだから そこも含めて自分。
いいところもダメなところも、イヤなところも全部含めて
「自分」であり、それは誰にとっても尊いことだよね。

そんなことを、難病であり、失明というハンディもありながら
それを全部受け入れて、キラッキラ輝いてるまっちゃんを見ながら
思いました。

そんなふうに生きられるように、なりたいね。


Words~約束/裏切り~②ご挨拶編

2009年11月10日 | EXILE
終演後、出演者からご挨拶。これが、え~らく長かった。
19時開始で終了が21時40分。
お芝居が2時間だったとすると、
30~40分くらいはしゃべってたって計算?



最初にマイクを持ったのは、主役のAKIRA。

「観に来て下さった皆さん、オールキャスト、オールスタッフ
皆さんのおかげでこのような舞台に立つことができました。
ありがとうございました」と、まあ、ふつうに挨拶して
KEIJIにバトンタッチ。

ところがKEIJIは、マイク持ったとたん
しゃべろうとしたことが全部とんでしまったらしかった。



「え~っと、何言おうとしたんだっけ」って黙ってしまい
一生懸命思い出そうとする様子に会場爆笑。
か~なり長い時間、後ろの出演者を振り返ったりなんだりしてました。

ようやく「あっ、そうです」って思い出して
足を怪我してしまい、ライブツアーには参加できず、
で、この舞台に出演することはツアー前から決まっていて…

あれれ…? しどろもどろ。

そこでAKIRAが「じゃあ、出からもう一度やる?」って言って
初めてのていで(笑)KEIJIを紹介し
お客さんも始めてのていでKEIJIを迎え(笑)やりなおし。

今度は「ライブツアー以前にこの舞台の出演が決まっていたので
この舞台までに復帰できるか正直不安だったけれど
こうして舞台に立てたことをうれしく思う」ということを
自分なりの言葉で、つかえも言いよどみもせずに
(さっきのは何だったんだってくらいに)話しました。



まっちゃんは、舞台の一番前に出てきたので
客席がヒートアップしてしまったのを両手で制し
まだまだおさまらないのを首を横に振って制し
完全に静まるのを待って「マーサ(役名)です!」。
(お客さんのリアクションを見ると
これはいつもやっているような感じだった)

で「劇団EXILEは三回目で、
最初から出させていただいているんですが…」って話はじめて
KEIJIをマネて、しどろもどろのふりをして
「もう一回出からやっていいですか?」

で、AKIRAが「KEIJIありがとう」って
KEIJIが引っ込んだていで、まっちゃんをもう一回紹介し
お客さんも始めてのていでまっちゃんを迎え…。

まっちゃんは「EXILEとは違った、劇団EXILE流の
LOVE、DREAM&HAPPINESSを
お届けできればと思います」と言ってました。



で、「時の描片」に乗って幕が下り、
曲に合わせて手拍子をしていると再度幕が上がりました。



AKIRAの挨拶は、さっきとあまりかわらず
KEIJIはさっきよりずっとリラックスした感じで
まっちゃんは、また舞台の先端に立ち、客席を静まらせて
今度は「MATSUです!」って言って嬉しそうにひゃひゃひゃって笑ってた。

ここからは、主役のAKIRAじゃなくまっちゃんが仕切りに。
「さっきより、ずっと話しやすいね。
なんかきちんとしたこと言わなきゃって硬くなっちゃって」。

「いつも一人出演者の中から話してもらうので」ってことで
本日は近江谷さんがご挨拶。

で、終わりかとおもいきや「もうちょっと、しゃべってていい?
この時間がすごく楽しくて好きなんですよね~。
じゃあ今日はもう一人くらい話してもらう?」ってまっちゃんが言って
リアちゃんがご挨拶。

ってか、リアちゃんは「グッドイブニング。マイネームイズリアディゾン」
だけ言うと、あと言葉にならなくてAKIRAの後ろにかくれちゃいました。
で、AKIRAが同時通訳っぽく、いかにも言いそうなことを適当に挨拶(?)。

「もうちょっといいかな」というまっちゃんに、
AKIRAは「もう、そろそろ」というような様子をみせてましたが
まっちゃんは「じゃ、もう一人話聞いちゃう?」って。

で、会場の「ノリさ~ん」の声に(私もそう叫んだ一人ですが)
平沼紀久さん登場。

今回の舞台はほぼ全員、ダンスシーンがあるのに
ノリさんは踊りがないこと。
それはHIROさんから「ノリは踊るな」とダンス禁止令が出たから(?)
なんていう話をしてくれました。

加えて、もうお一方。
ダンサーとして出演し、振り付けもなさってたSAYAKAさんの
ご挨拶もあって、一人の予定が4人もお話しされました。



そうして、長い長い、トークタイム終了。
後ろでずっと立ってた出演者のみなさま、お疲れさま(苦笑)。

ファン的には、お芝居とトークショーの二本立てみたいに
一粒で二度おいしかったですが。