だいぶ気温が下がって来たので
お弁当にサーモスのジャーが登場するようになりました。
シチューとかポトフとか。
空気が入らないよう口までいっぱいにしていくと
お昼にアツアツで食べられる。
さて、今日は会社に納豆汁を持って行きました。
におっちゃったら悪いので、一応お昼前に
「今日、納豆汁を持ってくるという暴挙に出ました」と告知したら
「えっ! 私は納豆好きだから大丈夫だけど
苦手な人いたらちょっとダメじゃない?」 って
本気の苦言を呈された。
実は、水戸から買って帰った納豆、あまりにおわない。
というかにおいが違う。
うまく表現できないけど発酵したようなにおいはあるけど
あの、いかにも納豆くさ~いっていうにおいがない。
納豆ってただ混ぜただけでもにおうけど、
納豆汁なんか作ると温まってキッチンの中が納豆臭でいっぱいになる。
それが、この納豆、全然そうならない。
「…気がするんですよ~。 私の鼻が慣れて感じないだけでしょうか」
「うん、たぶんそうだと思うよ」
「そうですか~。もしそうだったら申し訳ありません」
で、お昼になりジャーのふたをあけてみた。
におわない。
「…気がするんですよ~、どうですか?」
人様の鼻先に納豆汁の入ったジャーを差し出す。
「あれっ?! 宣言する必要なしですよ。
全然におわない」とY山さん。
でしょ? ですよね。
「全然ですよ」 とY田さんも。
「こんにゃくがにおい吸っちゃったとかじゃないですか?」
って言われたけど
パック入りの納豆で作ると同じメンバーを投入しても
ばんばんにおうから、やっぱり納豆が違うんだと思う。
底のほうからかきまぜたらわずかにふわっと匂いがしたけど
なんか全然違うんだよな~。
やさし~いかおりの不思議な納豆です。
『大豆浸漬の際に、にがり水を使用しており』
この製法のおかげ?