ミチさんが「『和楽』の金沢特集に出てました~」と
記事の写メを送ってくれたひゃくまんさんパッケージのお酒。
かわい~ お酒飲まないけどほしい~
金沢のアンテナショップで買えるかな?と調べてみると
この酒造さんの直営店がミッドタウンにあることがわかり
仕事帰りに寄りました。で、買えました
箱もひゃくまんさん柄なんだよ、超かわいい
金沢まで行かなくても金沢のお酒がすぐ買えるって
なんて便利な世の中でしょう。
「うっちーにプレゼントするのですか?」とミチさんにきかれたけど
さすがにそれはしません。
お酒なんで、この重量(1.5キロ弱くらい?)を
ライブ終わりにお持たせするのはさすがにはばかられますもの。
それに、金沢に行ってきたわけでもないし
金沢の出身ってわけでもないしね。
さて、その数日後。
上野東照宮へ行った帰り、駅の『のもの』に寄りました。
『のもの』はJR東日本が経営してる東日本の物産品を扱うお店。
かわったもの、おいしいものが買えるので時々見に行くんですが
その日、店頭に並ぶ商品を見ていたら
なんだか悲しい気持ちになってしまったのだ。
ひとつは『だるま珈琲』。
高崎の大和屋さんという珈琲店のドリップパックで
高崎といえばだるまってわけでだるまの絵がついてます。
群馬在住のWO友さんたちからいただいたり、
自分も高崎のお土産に買ってきたりしていたもの。
「東京でも買えちゃうんだ~」
もうひとつは『ミルクケーキ』。
山形の日本生乳さんのお菓子で
両親が山形出身だった私には
祖父母が送ってくれたり
叔父叔母がお土産に持ってきてくれたりした
思い出のお菓子。
母の納骨や叔母の葬儀で何十年ぶりかに山形に行ったとき
あまりのなつかしさにたくさん買って帰りました。
これも「東京でふつうに売ってるんだ~」
便利なんだけど…
すごく便利なんだけど…
誰かをよろこばせようと思って
わざわざ持ってきてくれたり
わざわざ送ってくれたりした人の気持ちが
軽くなっちゃうような
うまく言えないけど
なんか切ない気持ちになってしまったの。
「そこに行かなければ手に入らない」って不便なようでて、
わざわざでかけていくことが喜びだったりするんだな、
とも思ったし。
(金沢のお酒を簡単に手に入れといてね。
でも、その時は全然気づいてなかったんだ)
ものは何でも簡単に手に入ればいいってものではないんだね。
そう、思った。