以下のやり取りは昨年行われた中国共産党と人民解放軍との軍事協議ではないのか?「Q」は中国共産党高官(複数)、「A」は人民解放軍司令部高官(複数)。
Q....青島出港の原潜が帰港まで全てチェックされていたというのは事実か?
A....出港直後はわかりませんが事実です。
Q....我が国の潜水艦潜航深度は300m。日本は?
A....現状配備600m。来年進水のそうりゅう型は800mと聞いております。
Q....ソナーの探知能力は?
A....約20㎞~30㎞。日本は200㎞~300㎞程度と推測されます。
Q....魚雷の速度は日本の3倍だそうだが。
A....その代わり射程が15㎞程度で、日本は有線誘導魚雷でも40㎞以上です。
Q....魚雷に関して他にあるか?
A....探知能力に差があり、かつ日本の魚雷は深深度魚雷です。けんかになりません。
Q....現状で日本潜水艦に対抗できるか?
A....まず......。
Q....水上艦艇はともかく、戦時に潜水艦の第一列島線突破は可能か?
A....たぶん......。
Q....南シナ海への原潜展開について問題はあるか?
A....空は監視衛星。海はケーブルセンサー網です。......。
Q....日本は監視衛星なんかもっていないだろう。
A....表向きはそうですが、すでに情報収集衛星は運用しています。
Q....我が国と比較して、その衛星の能力、精度はどの程度か?
A....少なくとも100倍以上はあるかと....。
Q....具体的に説明してくれ。
A....光学5号の分解能はおそらく30㎝程度。米の軍事衛星と同等レベルでしょう。
Q....5年で追いつけるか?
A....たぶん.......。
Q....ケーブルセンサーというのはいったい何だ?
A....海底電信同軸ケーブルです。現在は海底津波地震ケーブルとして運用されてます。
Q....そんなもの南シナ海の原潜展開にどんな影響があるのか?
A....取り付けの6種類のセンサー情報は機雷、水上艦艇、航空機とリンクしています。
Q....その範囲は?
A....日本海、東シナ海、南シナ海、インド洋、西太平洋全域です。
Q....知るところ、中国にこのシステムはない。なぜなかったのか。
A....必要がなかったからです。
Q....南シナ海のような深い海で機雷敷設など不可能だろう。
A....日本の機雷は深深度機雷です。少なくとも5000m以上の深度に対応できます。
Q....日本の戦略として海上封鎖は当然予想される。機雷封鎖には何ヶ月程度かかるか?
A....日本海から南シナ海まで1000基程度ならば1日で終わるでしょう。
Q....戦争となれば地勢的に制海権確保は必須である。それができないということか?
A....困難かと.....。
Q....空軍の比較だが優劣の評価は?
A....個々の戦闘機の能力は別として評価すると明らかに劣勢です。
Q....具体的には?
A....索敵システムとレーダーの能力、ミサイルの能力が比較になりません。
Q....二言目にはミサイルの1000発飽和攻撃というが、実際に可能なのか?
A....無言......。
Q....核の恫喝で屈服といわれるが、憲法改正、核武装誘引の恐れを考えているのか?
A....無言......。
Q....中国全核基地において日米に気づかれずに核ミサイル発射準備は可能か?
A....24時間監視されている。まず不可能だ。
Q....日本への発射準備を米が誤解して先制攻撃されるという可能性を考慮しているか?
A....無言......。
Q....日本が対中国戦に核武装を決断した場合、抑止力レベルまでどのくらいかかるか?
A....報復攻撃ならば可能な限り大型化メガトンクラス10基に約3ヶ月程度でしょう。
基本ネットで公開してよいのか疑問であるが、既に公開されているので引用した。
このやり取りから現時点で日本の自衛隊にかなわないと人民解放軍高官は考えているようだ。さすれば自衛隊に追いつき追い越すことができるように今後軍拡に更なる予算投入を要求していると考えるべきだ。なぜならば、中国の最終目的は太平洋の分割、これは米海軍太平洋司令官にハワイで持ちかけている。日本のマスコミが報じないないだけで有名な話である。
日本はその中国人民解放軍の脅威をもっと真剣に受け止めて対策を講じる必要があると言うことである。
まあ左翼の連中は触れられたくないであろうが。