今年はリムパックがある、前回は2年前に過去最大規模の合同演習を行った。
http://www.youtube.com/watch?v=Q98gJLSUsrc
この当時の米国にはヒラリー・クリントンが国務長官にいた。彼女の実績には賛否があるが、事日本の防衛には良かった。夫のクリントン政権当初「尖閣問題」を無視し軍部から沖縄の重要性を懇々と説かれ重大性に気付いた時は手遅れだった、苦い経験がある為だ。
但しオバマ政権初期当時、日本側は防衛能力の欠如とも言える時期、民主党政権であった。森本元防衛大臣が幾ら頑張ってもまた短期間で、如何ほどの事が出来たであろうか。それ以前の防衛大臣はお粗末であり、且つ鳩管総理では尖閣で海保に体当たりした中国の漁船の船長を帰国させる、日本国の鼎の軽重を問われることをした。
後に官房長官だった仙獄氏が、中国との会談を控えていた管総理の意向であったとのインタビューを見て、「やっと認めたか」と思った。しかし責任は取らない。法曹が法を曲げたのだ、恥を知れ!
ゲーツ国防長官もホワイトハウスを去り、他のスタッフで米国の鳩山ことルピー・オバマを支える事に苦労していることと思われる。
前回のリムパック、ニュージーランドとロシアが参加した。インドも連絡将校を派遣してきた。中国包囲網に中国が激昂し南シナ海での実弾演習を行った。
今年のリムパックはどの様になるか楽しみでもある。安倍政権を見ているとその卓越した外交能力に驚愕する。中国を囲むように外遊している。トルコに1年間に2度も訪れている。トップ外交としては異例である。が、トルコから東トルコこと東トルキスタン(新疆ウィグル)に支援が行くのかと夢想するが如何か?
日本のマスコミが如何に中国に不利な報道を行わなくても現在ネット上で、外電を入手できる。日本のマスコミの信頼度が下がるだけだ。サイレント・マジョリティーの恐ろしさを日本のマスコミは身に染みて味遭うであろう。が、遅い、フジTVは4月以降のスポンサーが埋まらなくて困っている。TV朝日やTBSも覚悟が必要だ。
今年のリムパックで現在の中国が世界からどの様に見られているか占うことができる。