現在、輸出額の産業材：消費材の比率が８：２程度そうだ。これは何を意味するかと言うと、産業で使用される素材、部品、工業用ロボット、工具、材料等のその国の産業を支える物を日本から輸入している国が多数あることを指す。韓国のサムソンが如何に虚勢を張ろうとも中の部品は殆ど日本製であると言うことである。３１１の直後、世界中の自動車メーカーをはじめとするメーカーに部品の供給が滞ったことがその一例である。
昨年ナイジェリアで起きた「日揮」のテロ、多くの日本国民はこの「日揮」と言う会社を初めて知ったのではないか？世界的なプラント会社であるが、コマーシャルを必要としない会社だから多くの国民が知らないのである。そのコマーシャルを必要としない産業（会社）が輸出の８割を占める。
この現実をまず頭に入れていただきたい。コマーシャルを必要とする消費材（産業もしくは会社）は輸出の２割程度しかないと言うことを。余談だが、この事実を逆転させ輸出額の産業材：消費材の比率が３：７とした小説が、トム・クランシーの「日米開戦」である。
コマーシャルを必要としない産業（会社）が如何に日本には多いか。その日本でマスコミの言うスポンサー（メーカー）の意向とは消費材（自動車、家電ゲーム、食品等）のメーカーの意向であり、総てのメーカーの意向ではない。日本の産業界≠スポンサーであり、
日本の産業界＞スポンサーである、事がこの数値からも解る。
マスコミが言う日本経済とはスポンサーに弊害になることは極力報じないようなベクトルがかかっている事は容易に推測できる。
更に、中韓のエージェントと疑われている社員を多数抱える、新聞社も現在売上の半数以上が「広告費」で成り立っている。販売部数だけではやっていけないのが現状である。
ＴＶも中韓に食い込まれていると、フランス国営ＴＶから特集で非難されている。http://www.youtube.com/watch?v=s8N5L-kMFSQこのような中、昨年暮れの夜の視聴率、フジＴＶは１％に届かなかった。タダでさえ凋落の著しいＴＶ業界でもこの数値は驚くべきものだ。多くの国民がＴＶから離れていく。あからさまな韓国賛美番組など国民の思想誘導に失敗したのである。更に元日のTV朝日の「朝まで生ＴＶ」での安倍首相の靖国参拝を問うアンケート、電話・ＦＡＸでの回答の結果、賛成７１％反対２９％であった。それを取り繕う司会者。国民のＴＶへの信頼が無いことを証明した一コマであった。
既存のマスコミに幾つものベクトルがかかり、その報道はマスコミの「編集権」と言うフィルターでマスコミに都合よく編集された情報が国民に届くという図式が最早崩壊したのであり、そこに気付かないマスコミは何れ淘汰されていくであろう。スポンサーが逃げて。
戦後直の近代演劇の内容が、妙に共産主義賛美の臭いが鼻につくように、現在のマスコミも中韓賛美の臭いが鼻につく。
「韓国経済を見習え」と発言した評論家やマスコミ人は、そろそろ首を洗ってまっていた方がよいのではないか？韓国が「日本に敵わない、日本に学べ」と言い出したぞ。
しかし彼らマスコミには、「自らを律する『矜持』とか『責任』」とかの単語はない。それは歴史が証明している。
