内閣官房によると、北朝鮮が26日未明、複数の弾道ミサイルを日本海に向けて発射したもようだ。聯合ニュースは26日、北朝鮮が弾道ミサイル「ノドン」2発を発射したと伝えた。 (時事通信)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は26日午前、平壌の北方から東海に向け中距離弾道ミサイル2発を発射した。韓国合同参謀本部によると、ミサイルは射程650キロメートルに達し、中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられる。
この記事にある「ノドン」ミサイルの記載が、日本と韓国とでは認識が異なるのではないか?日本や米国に於いては「ノドン」ミサイルの射程距離は1200~1300kmであり、弾道弾のミニマム(最短射程)は射程距離の表示の75%前後である。日米の認識ではこのミサイルは「スカッド」である。米政府が「ノドン」ミサイルと発表したようだが、米軍発表ではない。ここにも現在の米政府に対する不審感が拭えない。
http://missile.index.ne.jp/cgi/misearch.cgi
「スカッド」ミサイルならばその攻撃対象は韓国であり日本ではない。日本には届かない。日本が攻撃対象であれば「ノドン」ミサイル、米国が攻撃対象であれば「テポドン」ミサイルを使用する。弾道弾の射程距離における柔軟性は無いに等しい。
「スカッド」ミサイルならば韓国国内に緊張が走る、韓国は南北統一を韓国主導で進めたいようだが、北朝鮮は北朝鮮主導で南朝鮮を併合したく考えている。朝鮮人は「平等」と言う概念がない。「上か下か」と言う儒教の呪いから開放されていない。
「スカッド」ミサイルを「ノドン」ミサイルと称することで、北朝鮮の威嚇の対象があくまでも日本であると韓国国民に思い込ませたいようだ。陳腐な情報操作である。
以前韓国人のエリートと弾道弾について話をしたことがある。「テポドン」と言う呼称は韓国にはないそうだ。「ノドンⅡ」であり、韓国を攻撃対象としない北朝鮮の弾道弾は「ノドン」だそうだ。今回も「ノドン」と呼んでいるのは、あくまでも「攻撃対象が韓国でない」としたいのであろう。
ここまでして、情報を我田引水する韓国、頭がお花畑である。自らの危機さえ「日本憎し」で見えなくなっている。これが朝鮮人の思考パターンである。