あまり前と繋がってません。というか、全体にまとまってなくて済みません。
競争することが正しいことだと思っている人が多いですよね。
特に「誇り高き日本人」に(笑)
日本人の誇りとかが好きで、韓国の人を叩いたりする人いますけど、競争社会が大好きで、日本人は競争しないと駄目だと思っている人。
何が誇りなのかさっぱりわかりませんが。
◎競争するかしないか。
競争自体は否定しませんし、それによって生み出される様々なものはあるでしょうが、かえって質が落ちるものもあるとは考えないのでしょうかね。
「他のものと比べて優劣をつけるのは芸術ではない」ってたぶん誰かが言ってましたが、そういうことですよね。芸術とは。
あえて争わず、隙間を探すことで新たな事業が見つかることもあります。
争うことで能力を発揮する人は当然いるでしょうが、争わないことで能力をフルに発揮する人もいるかもしれません。
◎競争するなら。
競争をする上で重要なのは公平・公正であることです。これがないのはそもそも競争になっていないわけですよ。
日本はこの辺がひどくゆるくて、スポーツでも駄目なんですよね。
いつも言ってるように、ウサイン・ボルトがすごいのは、どんなすごい世界記録を出しても、いくつ金メダルを取っても次のレースも同じスタートラインから走ってまた勝つところなわけです。
アメリカのプロスポーツはかなり滅茶苦茶なようですが、ドラフトは、下位のチームがより補強しやすく出来ているし、おカネのあるチームの補強には制約があります。
スポーツじゃなくて「社会」では、たとえば、子供の貧困がある時点で競争は成立していないわけですよ。
言うまでもなく、これはスタートラインが違うわけですから。
日本の場合、さらに税金が逆進的。
で、学費があれでしょ。奨学金が借金だし。
ほとんど競争らしい競争なんて起きてないのですよね。
競争があるように見せかけて、競争の結果だから仕方ないと思わせて階級を固定したいのが日本の新自由主義者。
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