Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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またしても雪掻きとボディの塗装です

2025-02-09 18:44:29 | 1/24 AMG E55

本日の山陰は雪のち晴れでした。
起床した時に気になって外を確認しましたら昨日雪掻きをした部分がまた白くなっていましてね〜。
またかよ〜とため息をつきました(笑)
除雪機を購入してから2日連続での雪掻きは無かったと思うのです。

出勤途中でアトリエに近くなるほど雪も深く道路も凍結していました。
いわゆる・・・危険な雰囲気ですね〜(笑)

出勤した頃はまだ雪が降っていまして・・・駐車場は15cmほどの雪がまた溜まっていました。
仕方がないのでまた除雪機で雪掻きをしました。
お昼前になって急速に天気が回復しまして日も当たりまして除雪機で取り残した雪も溶けてきまして駐車場の地肌が見えてきました。

中庭の雪はまだ結構ありますけど夕方までにはかなり溶けましたよ。
まあ青い空がのぞけば冷たい雪なんかすぐに溶けてしまいますよ(笑)

明後日からはまた定休日なので軽トラックの車検に行こうと思いまして火曜日に予約を入れようと・・・HPを見ますと火曜日2月11日の予約ができません・・・なんで!!??って思っていましたが祝日でしたよ(笑)
普段、あまり祝祭日という感覚がなかったのですっかり忘れていました・・・滝汗!!
水曜日の2月12日か月曜日の2月10日か迷うところなんですが、一応2月10日の夕方に予約を入れておきました。
なんらかの整備が必要な部分が見つかった場合定休日の方が対応しやすいのでその前に車検ラインに一度入ってしまおうと・・・。

車検の時期が来たスバルサンバーは平成25年登録で現在走行距離が37592km・・・
走行距離は少ない方でしょうね。
隣の畑のおじさんからお譲りいただいて3年と少しかな・・・隣の畑のおじさんの大切な遺品ですからね出来るだけ雨に合わせず出来るだけ融雪剤の上を走行することもなく大事に使っています。

さて午後からは天気も良くなったので本業に取り掛かります。
コクピットの部品を組み立てます・・・今日はドアの内装ですね。
この部分は元々バラバラでなかったので自分で切り取って分解した部分なんです、なので接着の為の接着代やピンの類が全くありません。
最終的には真鍮のピンを打って接着強度を高めると共に位置ぎめをしました。

続きましてダッシュボードの取り付けですね。
キットではセンターコンソールの部分のみで接着になっています。

続きましてボディの方ですね〜

何をしているのかと言いますとヘッドライトの凹みの部分・・・つまり反射板の部分にChromeカラーを塗っておきます。
ヘッドライトのいレンズが付いたら見えないかもしれませんがここはボディのシルバーとちょっと違った質感が必要と考えています。

マスキングを剥がしますと若干吹き漏れがありましたのでクレオスのシンナーを綿棒につけて拭き取っておきました。
こんな事ができるのもウレタンクリアーを塗ってあるからですね〜Chromeカラーだけ綺麗に拭き取れます。

続きまして・・・
ウインドウのサッシ周りを塗るためにマスキングしておきます。
サイドのサッシはグロスブラックを塗ってから再びChromeを塗らなければなりませんのでマスキングの順番をよく考えましょう。

マスキングを剥がしてゆきます。
サイドウインドウの中央部分はマスキングしてグロスブラックをそのまま残しています。

ついでに・・・フロントのグリルにもChromeカラーを塗っています。
この部品はキットオリジナルで既にメッキ部品なのですが少しシルバーっぽいのですよね〜。
ボディカラーとの対比を考えた場合もう少しクロームに振っていたほうが良いと判断しましたので塗り直しました・・・
少しChromeっぽくなっているのがわかりますかね〜?

続きましてテールレンズを塗ります。
この部品はクリアーレッドとスモークブラックで塗り分けるような指定になっていましてちょっと難しいですね。
でもなんとか塗り分けてクリアーコートです。

続きましてヘッドライトのレンズを取り付けました。
ボディと形状が合っていなくて多少削って合わせなければならない部分もありまして少し手こずりましたがなんとかなりました。

この時点でボディとコクピットを合わせてみて雰囲気を確認しました。
特にどこも干渉する事なく・・・無事に組み立てが進みそうですね〜。

ここで今日も時間です。
続きは明日ですね〜。


ホイール完成!!

2025-02-08 19:31:52 | 1/24 AMG E55

本日の山陰は雪です。
朝、起床しますと「ムムム!!?」と思うくらい雪が降っていました。
自宅付近で10cmくらいかな〜
昨夜帰宅した時点でももう数センチはありましたから夜中に結構降ったんですね〜まあこれ位で驚いていたら東北地方の方には笑われるかもしれませんが。

そして出勤してみますと・・・
もう少し雪が多く13〜15cmくらいかな〜。
これくらいですと除雪機が動かせます(笑)

早速除雪開始です。
写真は硬い氷に雪かきのロータリーが当たってしまいシャーボルト(ロータリーを止めている特殊なボルトでして負荷がかかりますと折れるような仕組みになっています)が折れてストップしてしまったところです。
雪掻きしても次々に雪が降ってきますね。

午後から2時間くらい天気が回復しまして晴れ間も見えていましたが、夕方にはまた降ってきました。

数日前に1通の郵便が安来市役所から届きました。
何だったと思います?

何と介護保険の被保険者証です。
介護保険と言いますと母が今実際にお世話になっているものです、手続き等は全部私の役目ですからね〜。
それがいよいよ自分の身に・・・と思いますと「う〜ん!!」と唸ってしまいます。
まだ親を介護保険を使って面倒を見ていますのに・・・もう自分の順番かよ〜ってね(笑)
これでは俗に言う「老老介護」じゃ無いですか〜!!(爆笑)
誕生日が遅い同級生にはまだ来ていないらしい。

まあぼやいていても仕方がないので午後からは本業を開始です・・・午前中は除雪でほぼ時間がなくなってしまいましたので本日の本業は完全に午後からです。
昨日、途中になっていたホイールのピアスボルトの植え付け作業ですが・・・2時間ほどかかってやっと終了しました。
続きましてタイヤを取り付けましてトレッドの中央についているゴムのバリを削っておきました。
結構出っ張っていまして気になるのですよ。

続きまして・・・エアバルブの取り付けです。
このホイールですがピアスボルトの穴が1個だけエアバルブになっているのです。
どこに有るかわかりますか?
どうやら位置が決まっていましてスポークのAMGのマークがある反対側のリムを注意深く見ますとわかると思います(笑)

ホイールをシャーシに取り付けました。
リアは金属シャフト、フロントはステアするためにプラスチック製のピンで取り付けました。
フロントのピンは昔はアルミ製だったのですが・・・今はプラスチックのピンなんですね〜久しぶりだったので部品の中にあるはずのアルミのピンを一生懸命探していたんです・・・(笑)

ボディの塗装も完全に硬化しましたね〜。
これで如何でしょう?

続きまして磨きます。
まずは2000番のペーパーです、続きまして8000番のラプロス・・・
やっている事は1/43とほとんど変わりません。

研磨はいつもの3Mのハード1です

続きましてドアの内装に取り付けるインナーのドアハンドルを作ります。
1.2mm幅の洋白の帯金を切って削って作りました。
ステンレス板に貼り付けてバフ掛けしてピカピカに仕上げます。

そしてドアの内装に接着しました。
本当はこのハンドルの裏側は凹んでいるのですが・・・内装の板は薄いので掘れませんでした。

ここで今日も時間となってしまいました。
今日は除雪でクタクタになったからよく寝られそうですね。


ボディの仕上げとホイールの加工です

2025-02-07 19:12:23 | 1/24 AMG E55

本日の山陰も・・・雪ですね。
まあそんなに大雪ではありません昨日よりも積雪は少なく1cmくらいかな〜、ですが気温が低くてその1cmの雪も溶けずに道路は凍結していますので寒いですね。
アトリエに到着してからズ〜ッと夕方まで雪が降り続いていました。
気温が低いので道路の雪は一瞬も溶ける事なく白かったですね。
1日中下の写真のような感じでしたよ。

さて、今日は積雪が少なかった(朝のうちはね)ので朝から本業を進めます。

昨日途中になっていた内装を作りましょう
フロントシートの座面を接着します、プラモデル用の接着剤で接着しておいてから内側(裏側)にエポキシ接着剤を塗りまして補強しておきましょう。
でないと・・・強度が足らないんですよね〜(多分)
これで強度は十分のはずです。
あとはドアの内装ですね・・・やはりピンを打たないとちょっと心配ですね。

そして塗料が硬化するまで時間のかかるボディも進めておかなければなりません。
ラッカークリアーを塗ったボディに中研ぎをしておきます。
シルバーは下地が大事ですからね〜。

そして・・・

直径0.5mmのハンダ線をコンパウンドで磨いています。
何をしてるかって?
ハンダ付け?・・・いやいや違うのですよ。

ボディの加工を始めた頃にバンパーやドアの部分に溝を彫ったのを覚えておられますかね〜??
幅は0.6mmのタガネでモールドを掘ったんですね。
実車はここにクロームのモールが入っているのです。
簡単に再現するならモールドをそのままにして長谷川模型のミラークロームを細切りにして貼れば良いかもしれませんがそれでは立体感がちょっと足らないのです・・・。
モールの表面に少し丸みが見えたんですよね・・・実車の写真を見てですけどね。
まあ雰囲気が少しでも再現出来ればそれで上々なんです。

モールが付いたらウレタンクリアーを塗ります。
まずは1回目・・・一度に厚塗りは危険ですから、様子を見ながら最初の塗装です。

半乾きの時に2回目を塗ります。
塗りの時期が遅れますとウレタンクリアーの塗り重ねの時に出るクリアーの縮れが出ますから・・・ボディの裏面を触ってみて少し指にペタペタつくくらいの時に塗り重ねましょう・・・
この時期塗装ブースは気温が低く屋外と同じくらいしか気温が上がりませんのでどうしても硬化が遅いのです。
表面がペタペタしなくなったタイミングでアトリエの中に出しておきました。
ここですとエアコンが効いていますので20度までは無いかもしれませんが暖かいですからね・・・少しシンナー臭くなりますが(笑)

続きましてホイールの加工です。
ホイールのリムにピアスボルトを埋め込まなければなりませんので0.9mmのキリを使ってピアスボルトの穴をさらっておきます。
こうすることでスムーズにピアスボルトを埋め込むことができます。

ピアスボルトは外径が0.8mmで内径が0.4mmのアルミパイプを使います。
カッターで2.0mmほどに切りましてエポキシ接着剤で接着します。
接着剤はインセクトピンにつけてから穴の中に入れてゆきそこにパイプを差し込む手順です。
パイプにエポキシ接着材を付けますと接着剤自体が粘度が高いのでどうしても多めについてしまいます、おまけに穴に差し込む時に穴の中に入らず穴の縁に残ってしまいますので出来上がりがあまり良く無いのです。

このピアスボルトですが・・・1本のホイールに20本も埋めなければなりませんからね。
今日は終わりませんでした、明日も続けてこの作業を行う予定です。


ホイールの制作

2025-02-06 20:00:06 | 1/24 AMG E55

本日の山陰は・・・朝起きたら一面の銀世界でした。
が雪の量は大したこともなく自宅の周辺では2〜3cmくらいかな〜??

出勤するとアトリエに近づくにつれて少しづつ雪が多くなってきましてね・・・(汗!)
そうですね〜4〜5cmくらいかな〜最強の寒気とか言われますが、山陰では全く大したことがないですね。
まあそれでも多少スリップしながら(気温が低いから道路は凍結はしています)無事に到着・・・ここからはいつものルーティーンです
スズメに餌をやってからストーブに着火してアトリエとギャラリーの暖房を入れると言う流れですね。
(なぜか知らないけどスズメが優先!?・・・笑)

その後進入路の除雪、玄関までの通路を除雪、そして倉庫までの通路を除雪しておきました。
これだけでも結構時間がかかりますね〜、駐車場はまだ除雪機の出動ができる程の積雪が無いので・・・雪解けを待ちました(笑)

そして本業を開始します
今日は複製したホイールの修正です。
いくら綺麗にキャストしてもバリはありますので削ったりして直します。
一応7個作りましたがこの中で最良の4個を使います。

サフを入れて様子を見ます。
この時点ですでに5個になっていました・・・(笑)
2個は気泡があったりシリコン型のズレが修正しにくい部分にありましたので没です。

もう一度削ってサフを塗ります・・・塗って削っての連続ですよ。
納得いくまでやりましょう〜。

ホイールのスポーク部分にAMGのマークが入っています。
実車は凹みになっているかもしれませんが・・・ここはブラックで印刷したデカールにしました。
デカールを作って貼り付けましてセミグロスクリアーでクリアーコートしておきます。

ラッカークリアーは一度にたくさん塗るとデカールを溶かしてしまうので最初の一回はパラ吹きして乾いたらもう1度・・・今度は少し多めに塗りました。
これでホイールの塗装は完了です。
でもまだ終わったわけではありませんからね・・・。

次はマフラーのエンドパイプです。
プラモデルではメッキ部品ではなくシルバーを塗りなさいと言う指示になっていますが・・・ネットで調べた実車の写真を見ますとエンドパイプはステンレス製のようなエンドパイプがついていましす。
それに出口の形状が違うのは前にも書いたような気がしますが、プラモデルの部品は斜めカットのエンドパイプなのですが、実車はまっすぐらしいのでこの部分を作り直します。
旋盤に洋白の棒を固定して削り出します。

プラモデルのエンドパイプをカットしまして新しく作ったエンドパイプを取り付けました。
もちろん旋盤で作ったエンドパイプはバフ掛けをしてピカピカに磨きます。

そして穴の中はフラットブラックで塗装します。
この部分は後で付け足していますので奥行きがそんなに深く無いのですがフラットブラックを一指しするだけで良くなりますよ。

続きまして内装です。
本来ならシートバックを接着すれば終わるのですが今回はバラバラにしていますので先にシートバックをつけてから座面を接着しないとシートバックと座面が離れてしまうと格好が良く無いのです。
なので先にシートバックをつけてからそれをガイドに座面を取り付ける作戦ですね〜(まあそんなに大袈裟なことでは無いのですが構造を変えますと組み立て手順も変わりますからね・・・笑)

明日もまた冬型が強まるらしいと天気予報が言っていました、みなさんご自愛くださいね。
明日も雪かきから始まるのかな〜??


ホイールの複製と急ぎの修理

2025-02-05 19:33:23 | 1/24 AMG E55

本日の山陰は一日中小雪が舞いまして寒い1日となりました。
積雪は2〜3cmくらいなので大したことはないのですが・・・気温はかなり低くて寒いです。
今日の夕方からは少しまとまった雪が降る予報が出ていますね、本当かな〜??と思っていたらほとんど昼間と同じくらいでしたね。

そして本日の中庭です、薄らとですが雪が積もりまして一応白いですね。

明日は1日中曇りらしいのだけど・・・
それにしても・・・私、この近日中に誕生日を迎えますが寒い時期に生まれたんですね〜(笑)
生まれた時のことは当然ですが全く覚えていませんけど・・・父や母によりますと産まれてすぐに生湯に浸かるのですが・・・いきなり産婆さんにオシッコをかけちゃったらしい・・・。
まあ自分では全く記憶のない時期のことなんで何も言い返せないんですけどね(大爆笑!!)
その時から他の方とはちょっと違っていた??・・・かもね〜!!

そして週間天気を見ますと金曜日の暴風雪が消えていました。
まあ当日また復活などもありますからね・・・気をつけなきゃ!!

そして今日は隣のギャラリーで明日から始まるM・Sakaeさんのプラモデルを展示していました。
このM・Sakaeさんは今から20年前に多分20大の後半か30代のはじめに亡くなられていまして模型は親戚の方が今まで保管しておられました。
今回、ご縁があってギャラリーで展示をさせていただくことになりました。
少し前に沢山のプラモデルの完成品を引き取りに行ったのはコレだったのです。
そして今日はM・Sakaeに代わって展示しました。
プラモデルも20年以上経過しますと接着が脆くなっていましてね・・・移動も大変気を遣います。

修理が必要なものは途中で修理をして並べてゆきます。
中には組み立て途中のバイクがありまして・・・どのような事情で亡くなられたのかは分かりません。
ご病気だったのか事故だったのか・・・
でも組み立て途中があるということは最後まで組み立てる意思があったものと・・・胸が熱くなりました。

最近、人の生死に関わるような案件に遭遇することも多く若干凹むこともありますが・・・それは生きているものの責務ではないかと。

今、生きている人はどんなに苦しくても前を向いて胸を張って生きてゆかなければならないのですからね。
諦めたり自暴自棄になってしまうのは勿体無いと考えます。

M・Sakaeさん、もし今ご存命なら50歳くらいになられるはずです・・・人間いつになっても迷ったり、困ったり・・・喜んだり嬉しかったりと色々ですね〜。
次の誕生日が無事に迎えられ父と同じ歳になったら父の墓前で「ありがとう」と言いたいですね。

ではこの辺りで気を取り直しまして本業開始です。

S木さんから急ぎの仕事が来ていますので先にそっちをやっつけておきます(笑)
MARKの1/18のニッサンR35GTRですが・・・
このベース板や外箱ですが・・・古いMRコレクションのものとほぼ同じです。
ひょっとしたら同じ中国の工場で作られたのではないかと思われますが・・・どうかな〜!?

修理箇所を細かく見てゆきましょう
まず気がつくのが左のサイドウインドウですね〜。
前側がパックリと開いていまして・・・モールのエッチングも浮いています、こりゃあ酷いな〜と。

反対側は!?
と思って見ますと・・・まあ当然左右とも同じですよね。

そしてフロントウインドウですが・・・上下の部分は大丈夫なのですが珍しいことに右のピラー部分だけがパックリいっていますね〜。

そしてリアウインドウです

こちらは下側は大丈夫なのですが上側の中央がパックリですね。

ということでこの35GTRはウインドウ4面脱着となりました。
早速ですがウインドウを外しましょう。

まあ浮いていますから外すのは楽でしょう〜!!

今度は外した部品を検証します。
というのも壊れた原因を探さないときちんとした修理は不可能なのです。
また簡単に外れますからね〜。

サイドウインドウの外れた原因はこちらですね・・・
わかるかな〜??
サイドウインドウの部品をよく見てください。
前側になる部分には黒い線が無いのは分かりますか?
この黒い線はウインドウの内側に印刷されたものか表側に黒いエッチング製の枠が接着されていましてねその裏側の見えない部分でウインドウとボディが接着されているのです。
35GTRの実車ドアガラスには実際には黒い枠はないのです。
でもないと接着剤が表から見えてしまいますから無くても黒枠を付けておくのですが・・・このモデルにはなかったのです・・・
つまりこの部分は接着されていなかったので簡単にウインドウが浮いてしまったんですね。
そしていつも書きますがレジンボディが収縮しましてウインドウを持ち上げてしまうのです。

原因が特定できたところで修理を開始です。
ウインドウから外れかかったウインドウのモールを外しましょう。

今回は脱着だけでなくボディの収縮からウインドウも少し小さくする必要がありました。
よってウインドウの枠であるエッチングパーツも少し短くするためにカットしました。
出来るだけ後で目立たない部分でカットするのはもう常識ですね。

モールをウインドウに接着します。
これもウインドウを取り付けるためのゴム系接着剤を使っています。
硬化するまでに少し時間がかかりますから洗濯バサミでつまんでおきました。

サイドウインドウの前側にも黒い塗装をしておきました。
コレできちんと接着ができますね。

ウインドウの大きさを決定するのはなかなか大変かもしれませんね。

最後に元の箱に収めまして・・・S木さんのお迎えを待ちましょう。

そうそう、忘れていたわけではないけどついでに頼まれた塗装もやっておかなければなりませんね。

さて本日のメインのAMG E55がほんの少しになってしまいましたが・・・
進めておきますよ。

本日はシリコン型を使ってキャストをしています。
レジンキャストはかなり匂いが出ますので定休日に行うのが最良です・・・(笑)
レジンの匂いが嫌だと思われる方(特にご婦人方は・・・笑)はおられますからね。

夕方までキャストしてやっとコレだけ作りました。
というのも気温が低くてレジンの硬化が時間がかかるのです、また早めに脱型しますと柔らかくて変形することもありますからね。
変形したら使えないので・・・ゆっくり作業を進めます

続きましてレジンのパーツを洗浄します。
というのもシリコン型で作りますからシリコンが沢山付いていますのでそのまま放置するのは恐ろしいです。
ある時・・・塗装したら弾いてしまってと言う事が現実におきますからね。

部品を抜いたイタレリのプラモデルにも複製品を入れておきます。

そして先日ご依頼で組み立てたアロウズも右のリアアップライトが無かったので一応ロムさんには手配してもらっていますがもう一つキットが入手できましたので不足部品を複製しておきました。
1個しか要らないのですが複製した部品をキットに入れておきました。
これで部品がなくて作れないと言う事は無くなりましたね〜

明日はまた天気が良くないらしいので・・・本業がしっかりと進むのではないかと思います。
またそうでなければいけませんね〜!!