幸せ太り

４月ですねー、春ですねー
あたたかくなってきて、やっと調子が上がってきました
やっぱり寒いのダメ、冗談抜きでパワーが落ちます。前世はタイ人だったに違いない（輪廻転生タイ仏教）。

で、冬眠から覚めたように、ちょこちょこと友人に会っているのですが、そのうちの何人かが、開口一番、


　　　　「え、太った？」


…っぎっくぅっ


…ハイ、太りましたよ。えーと、タイから帰ってきて５キロくらい、かな。
ちなみに、この３ヶ月で３キロ増のペース…さらに言うと、やばいな、と思って先月半ばから意識的に運動を始めたら、ご飯が美味しくなってしまい１ヶ月で1.5キロ増…逆効果　


数字としての体重をストレスに感じたり、それに振り回されることほど不健康なことはないと思うのだけど、このままいくと、洋服が入らない → すべて買い換えなければならない、という経済的実害が生じる可能性が。それも近いうちに。


けど、「あ、あれか、幸せ太り？」とも聞かれました。「あ、そうやね、幸せ太りやわー」と即答してから気づいたけど、なんだかとっても納得できた問いと答えだったし、そう聞かれて嬉しかった

この語の“しあわせ”が世間一般で指すものが何かは別として、すいかスケールでは“とてもしあわせ”と言えるのではないか、と。　


そう思える最大の要因は、今月から始める新しい計画と生活なんだろうと感じています。あまりにしんどくて「もういいや…」とあきらめてしまい、そのあと、“気持ちはあるけど身体がついていかない”という状態になって、やがて「チャンスがあれば、トライしたい」と望んでみたことがやっと実現しそうで、うれしいし、それが許されるように自分自身が整った、ということにも新鮮さを感じています。


それにしても、人生なんてほんとに分かんない。去年のいまごろは、タイで新しい生活をスタートさせて、「ここで頑張るんだ」と思っていたし、チェンマイの村のおばちゃんたちと過ごして「しあわせってなにか」を真夜中に考えたりしていたのに。


今回だって、あいかわらずな経済的困窮状態だし、将来は見えないし、不安定だし、だいたい自分にそれだけの力があるのかすら分からない。考え出すと、ものすごぉぉぉく不安になることもあるし、他から見たら「わざわざそんなことしなくても」なことなのかもしれないけれど。要はcontentment（充足感）の問題なんだと思う。


ここの読者の方々のなかにも、今月から新しい生活を始める方もいらっしゃるとのこと。 おひとりおひとり、明るい気持ちで頑張ることができますように～～