日経新聞は今、第一面で、金融ニッポンと題して連載特集を組んでいるのだが、
2012/12/23、これを読んで芥川は愕然とした。
一面に「株を買えない生保」とあったのを見て愕然としたのである。
見出しは安全を優先、成長に足かせ
同時に、芥川は確信もしたのである。
芥川と同様に愕然とした知識人達は一人も居なかったはずであることを。
この日経新聞の一面は、私達の国の言論人、職業的文化人の中で経済について言及してきた者たちの全てが、石原慎太郎や橋下徹の好きな言葉、彼らが自分達の意のままに成らないマスメディアや記者達に対して投げつける、常套文句である言葉、〈馬鹿〉に倣って言えば、
だが、彼らが使う恣意的な意味では全くなく、字句通りの真正な意味で、本当に大馬鹿野郎だったんだという事を明々白々に示している記事でもあったからだ。
失われた20年の最も大きな原因の一つがあったのだから。
何故日本の株価は最盛期の3分の1に低落したまま、或いは一日の売買高があっという間に前年の2分の1という状態をずっと続けてきたのか。
この資本主義社会の根幹である株式市場の収縮こそが、日本の「失われた20年」デフレの20年超の、最も大きな真実であると云っても過言ではない事は明々白々。
芥川が「文明のターンテーブル」で書いた、金融大国になる事が何故大切かという章を再読して頂きたい。
ごく一部の文化人達は、物事の本当の真因にアメリカ（ロックフェラー）の陰謀があるのだ、或いはロスチャイルドの陰謀があるのだという類の事を言う方々がいる訳だが、昨日の日経新聞の一面のこの記事は、彼らの推論はあながち的外れではないと思わせるものがあるのである。
文明のターンテーブルが回った国である日本、米国と並ぶ世界の超経済大国としても登場した日本、その日本を象徴する財力といえば郵貯マネーであり、ザ生保、生保のお金である事に異論はないだろう。
つまり欧米企業は生保が牛耳っていた日本の優良株、世界に名だたる優良大企業の株を、生保から引きはがし自分たちの手に入れたかった。
それがバーゼル規制の本当の真因だったのではあるまいか。
もう一つが、郵貯を解体して、そこに欧米資本が食い込む事を目論んだ件。
実に恐ろしい話である。
一方、ある本屋の店頭には、と暴力団、関西と暴力団、芥川が言及して来たところの…日本に存在する数パーセントの悪…について見事に書き続けている出版社と作家の一団の本が山積みされている。
その中の或る本を立ち読みしていた時に愕然としたのである。
新聞を購読している者なら、だれでも知っている、関西に住んでいる者なら尚の事、
梁山泊事件の事を知らない人はいないだろう。
どういう事件であったかを簡単に言えば、まさに闇社会がらみの新規上場、或いは株にまつわるおどろおどろしい事件だったのである。
その事件の中心会社であったというアイ社の大株主の中にゴールドマンサックス等が名前を連ねていた。と
それともう一つソフトバンクも名前を連ねていた。と
ソフトバンクの孫正義とアイ社の社長であった何とかは昵懇の間柄だったのだそうだ。その人脈で、ゴールドマンサックス等が大株主として登場していたんだそうだ。
こういう事が容易に推測できるではないか。
日本の金融力、個人資産1500兆円という世界一の、世界最大の金融力に恐れをなして、日本に覇権を奪われるのを防ぐために、欧米はバーゼル規制と称して、日本の力を削ぐために、
日本の大銀行の力を弱め、生保の力を弱めて、ヤクザ資本主義を日本に押しつけてきたのである。と
生保が株を買えなくなった為に、生保が保有していた株式資産は、平成7年に35兆円だったものが、今や、その半分以下の約13兆円まで減っている。とは！
2012/12/23、日経新聞1面、金融ニッポンと題した連載特集記事の中で、担当記者達は正しい事を書き、日本生命の筒井社長は、至極当然の事を言っていた。
…前略。 文中強調は芥川。
生保の役割は個人に長期の生活保障を提供するとともに株式市場などに長期資金を供給すること。
「保険会社の健全性を高める目的は大切だが、規制が過ぎれば、本来の機能を果たせなくなる」と筒井は懸念する。
生保が持っていたのは日本を代表する超優良企業の株である、
その減った半分超を買ったのが、すなわち外資である。
優良株は手放させ、日本の金融の象徴である生保を、実質的に、株式市場から退場させ、日本の金融市場が大きくなる事を阻害しながら、
ヤクザ資本主義だけは日本に認めさせ、押しつけてきた。
何という真実である事であるか。
言うまでもなく、生保は日本が世界に誇る、世界を代表する日本の優良企業に投資をしてきたのである。
ヤクザ資本主義のような株を買ってきたのではないのだ。
生保がバーゼル規制に依って、株式市場から、実質的に退場を迫られていたという単純な事実を等閑に付して、日本は駄目だ、もう終わりだとか、果ては、韓国＝サムスンに学べだとか言い続けて来た大馬鹿者達、それが、この20年超、35年超の、言論人たちや学者達、職業的文化人たちだったのである。
どうすれば良いのかは、もはや、明々白々。
今直ぐに、「文明のターンテーブル」を購読するために、本屋に向かう、或いは、ネット書店で発注する。
それ以外に、貴方の知性が、まともになる道はない。
「文明のターンテーブル」
文芸社
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※書店での取扱いについて
2012/12/23、これを読んで芥川は愕然とした。
一面に「株を買えない生保」とあったのを見て愕然としたのである。
見出しは安全を優先、成長に足かせ
同時に、芥川は確信もしたのである。
芥川と同様に愕然とした知識人達は一人も居なかったはずであることを。
この日経新聞の一面は、私達の国の言論人、職業的文化人の中で経済について言及してきた者たちの全てが、石原慎太郎や橋下徹の好きな言葉、彼らが自分達の意のままに成らないマスメディアや記者達に対して投げつける、常套文句である言葉、〈馬鹿〉に倣って言えば、
だが、彼らが使う恣意的な意味では全くなく、字句通りの真正な意味で、本当に大馬鹿野郎だったんだという事を明々白々に示している記事でもあったからだ。
失われた20年の最も大きな原因の一つがあったのだから。
何故日本の株価は最盛期の3分の1に低落したまま、或いは一日の売買高があっという間に前年の2分の1という状態をずっと続けてきたのか。
この資本主義社会の根幹である株式市場の収縮こそが、日本の「失われた20年」デフレの20年超の、最も大きな真実であると云っても過言ではない事は明々白々。
芥川が「文明のターンテーブル」で書いた、金融大国になる事が何故大切かという章を再読して頂きたい。
ごく一部の文化人達は、物事の本当の真因にアメリカ（ロックフェラー）の陰謀があるのだ、或いはロスチャイルドの陰謀があるのだという類の事を言う方々がいる訳だが、昨日の日経新聞の一面のこの記事は、彼らの推論はあながち的外れではないと思わせるものがあるのである。
文明のターンテーブルが回った国である日本、米国と並ぶ世界の超経済大国としても登場した日本、その日本を象徴する財力といえば郵貯マネーであり、ザ生保、生保のお金である事に異論はないだろう。
つまり欧米企業は生保が牛耳っていた日本の優良株、世界に名だたる優良大企業の株を、生保から引きはがし自分たちの手に入れたかった。
それがバーゼル規制の本当の真因だったのではあるまいか。
もう一つが、郵貯を解体して、そこに欧米資本が食い込む事を目論んだ件。
実に恐ろしい話である。
一方、ある本屋の店頭には、と暴力団、関西と暴力団、芥川が言及して来たところの…日本に存在する数パーセントの悪…について見事に書き続けている出版社と作家の一団の本が山積みされている。
その中の或る本を立ち読みしていた時に愕然としたのである。
新聞を購読している者なら、だれでも知っている、関西に住んでいる者なら尚の事、
梁山泊事件の事を知らない人はいないだろう。
どういう事件であったかを簡単に言えば、まさに闇社会がらみの新規上場、或いは株にまつわるおどろおどろしい事件だったのである。
その事件の中心会社であったというアイ社の大株主の中にゴールドマンサックス等が名前を連ねていた。と
それともう一つソフトバンクも名前を連ねていた。と
ソフトバンクの孫正義とアイ社の社長であった何とかは昵懇の間柄だったのだそうだ。その人脈で、ゴールドマンサックス等が大株主として登場していたんだそうだ。
こういう事が容易に推測できるではないか。
日本の金融力、個人資産1500兆円という世界一の、世界最大の金融力に恐れをなして、日本に覇権を奪われるのを防ぐために、欧米はバーゼル規制と称して、日本の力を削ぐために、
日本の大銀行の力を弱め、生保の力を弱めて、ヤクザ資本主義を日本に押しつけてきたのである。と
生保が株を買えなくなった為に、生保が保有していた株式資産は、平成7年に35兆円だったものが、今や、その半分以下の約13兆円まで減っている。とは！
2012/12/23、日経新聞1面、金融ニッポンと題した連載特集記事の中で、担当記者達は正しい事を書き、日本生命の筒井社長は、至極当然の事を言っていた。
…前略。 文中強調は芥川。
生保の役割は個人に長期の生活保障を提供するとともに株式市場などに長期資金を供給すること。
「保険会社の健全性を高める目的は大切だが、規制が過ぎれば、本来の機能を果たせなくなる」と筒井は懸念する。
生保が持っていたのは日本を代表する超優良企業の株である、
その減った半分超を買ったのが、すなわち外資である。
優良株は手放させ、日本の金融の象徴である生保を、実質的に、株式市場から退場させ、日本の金融市場が大きくなる事を阻害しながら、
ヤクザ資本主義だけは日本に認めさせ、押しつけてきた。
何という真実である事であるか。
言うまでもなく、生保は日本が世界に誇る、世界を代表する日本の優良企業に投資をしてきたのである。
ヤクザ資本主義のような株を買ってきたのではないのだ。
生保がバーゼル規制に依って、株式市場から、実質的に退場を迫られていたという単純な事実を等閑に付して、日本は駄目だ、もう終わりだとか、果ては、韓国＝サムスンに学べだとか言い続けて来た大馬鹿者達、それが、この20年超、35年超の、言論人たちや学者達、職業的文化人たちだったのである。
どうすれば良いのかは、もはや、明々白々。
今直ぐに、「文明のターンテーブル」を購読するために、本屋に向かう、或いは、ネット書店で発注する。
それ以外に、貴方の知性が、まともになる道はない。
あなたが、自分は、慧眼は持っていると思っているなら、
日本と世界の真実を知りたいと思い、21世紀に相応しい解答を得たいと思うなら、
今直ぐに、下記、拙著にダッシュするしかない。
伊達に、ノーベル賞級の発見なのだと云っているのではないのである。
日本と世界の真実を知りたいと思い、21世紀に相応しい解答を得たいと思うなら、
今直ぐに、下記、拙著にダッシュするしかない。
伊達に、ノーベル賞級の発見なのだと云っているのではないのである。
「文明のターンテーブル」、を購読されれば、日本と世界に対する答えとしては、
芥川が書いた≪解答≫以上の答えはないと知るはず。
芥川が書いた≪解答≫以上の答えはないと知るはず。
2012/10/27、紀伊國屋書店梅田本店にて。（Ｃ）芥川賢治。
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To Understand Both Japan And The World.
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