以下は、本日発売の週刊新潮に掲載された高山正之の連載コラムからである。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
随分前に、世界中のプリマから大変な尊敬を受けているモナコ王立バレエ学校の老女性教授が来日した。
その時に彼女が芸術家の存在意義について語った言葉である。
『芸術家が大事な存在なのは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する事が出来る唯一の存在だからです。』
彼女の言葉に異議を唱えるものはいないだろう。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであるだけではなく、戦後の世界で唯一無二の芸術家と言っても全く過言ではない。
私が、今の世界で、最もノーベル文学賞に相応しいのは、高山正之を措いて他にはいない、と言及している事の正しさを、本論文も見事に証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
トランプがいい
ビル・クリントンはアーカンソーの貧農の出だ。
それで大統領まで上り詰めた。
彼がホワイトハウスにウスに入ったとき、こちらはロサンゼルス特派員に出た。
以来の馴染みだが、なぜか親しみを覚えなかった。
彼を象徴する言葉は二つ。
一つはmail flash。
アーカンソー州知事時代、女子職員に宿舎まで書類を届けさせた。
部屋に入った彼女の前で知事は着ていたローブの前を開いた。
そういう露出行為を言う。
もう一つがinsert bill。
クリントンとかけてコークの自販機と解くという謎かけの答えだ。
彼の名ビルと「ビル(お札)」をかけてモニカ・ルインスキーとの不適切な性行為を嗤っている。
これらは許せても他に悪いことが多すぎた。
まず米軍にゲイを入れろと命じた。
軍側は拒んだが、ゲイは「自らゲイと言わない」、軍も「聞かない」ことで入隊を認めさせた。
もともと米国人に節度はない。
これを機に多様な性愛が際限なく広まった。
ゲイやレズは当たり前に、男でも「心は女」と言えば女子便所に入れるようにまでなってしまった。
クリントンはまたアファーマティブ・アクションをやたら推し進めた。
黒人を優遇し、大学に入れろ、職場にも入れろ。
OJ・シンプソンが白人の元妻とその男友達をナイフで切り刻んだ。
しかし彼は差別の犠牲者と主張して無罪になった。
以来、黒人は何をしても許され、逆に白人は昔の古傷まで責められた。
19世紀、イエズス会は運営するジョージタウン大学の維持費のため、所有する黒人奴隷272人を売った。
それが最近になってバレた。
大学は謝罪し272人の子孫、何千人かを入学させると発表した。
ハーバードもプリンストンも黒人を鞭打って校舎を造らせている。
白人学生が大学に入る余地はだんだん少なくなってきた。
クリントンは昔、ズルい手口で徴兵を忌避した。
だから狡(こす)い支那とは馬が合うみたいで、最恵国待遇を恒久化し、WTOにも入れてやった。
台湾は支那のモノという「1つの支那」にもクリントンは賛成した。
勿論ただじゃない。
支那の賄賂はそれほどえげつなかった。
喜んだ江沢民は浅沼稲次郎を真似て「日本は米中共通の敵」と言った。
クリントンもその気になって日本に「年次改革要望書」を押し付けてきた。
日本は規制が多すぎると非難し、二言目には円高を叫んで日本経済を抑え込んでいった。
郵政も解体しろ、道路公団も解体しろ。
日本の司法にも口を出して法科大学院を造らせた。
陪審員に似た裁判員制度も米国の要求だった。
米国にはクリントン以下135万弁護士が犇(ひし)めく。
儲けも薄くなる。
この際、経済大国日本を新たな米国人弁護士の市場にしようという下心が透けて見える。
因みに米国では対日訴訟の予行演習がクリントン政権時代から盛んに行われてきた。
例えばイリノイに出た三菱自工は「日本固有の女性蔑視思想を米社会に持ち込んだ」という無礼な訴訟をクリントン政権に起こされニューヨーク・タイムズも乗っかって三菱は48億円も取られた。
ペンタックスは司法省にホンダは雇用機会均等委員会に訴えられて何百万ドルも取られた。
東芝もパソコンに因縁をつけられ、1100億円も取られた。
米国の弁護士が日本に進出したがるわけだ。
振り返ってみればクリントンは支那にはしょっちゅう出かけたが、日本は素通りだった。
すべてジャパン・パッシングだった。
トランプは就任式で「米国には男と女だけでいい」と言ってクリントンが育てたLGBTに幕を引いた。
温暖化のパリ協定もやめた。
支那が捏(こ)ねた詐欺話と分かったからだ。
詐欺の副産物EVもやめる。
貧農の出だと政治が卑しくなる。
金持ちトランプの政治は明るくていい。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
随分前に、世界中のプリマから大変な尊敬を受けているモナコ王立バレエ学校の老女性教授が来日した。
その時に彼女が芸術家の存在意義について語った言葉である。
『芸術家が大事な存在なのは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する事が出来る唯一の存在だからです。』
彼女の言葉に異議を唱えるものはいないだろう。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであるだけではなく、戦後の世界で唯一無二の芸術家と言っても全く過言ではない。
私が、今の世界で、最もノーベル文学賞に相応しいのは、高山正之を措いて他にはいない、と言及している事の正しさを、本論文も見事に証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
トランプがいい
ビル・クリントンはアーカンソーの貧農の出だ。
それで大統領まで上り詰めた。
彼がホワイトハウスにウスに入ったとき、こちらはロサンゼルス特派員に出た。
以来の馴染みだが、なぜか親しみを覚えなかった。
彼を象徴する言葉は二つ。
一つはmail flash。
アーカンソー州知事時代、女子職員に宿舎まで書類を届けさせた。
部屋に入った彼女の前で知事は着ていたローブの前を開いた。
そういう露出行為を言う。
もう一つがinsert bill。
クリントンとかけてコークの自販機と解くという謎かけの答えだ。
彼の名ビルと「ビル(お札)」をかけてモニカ・ルインスキーとの不適切な性行為を嗤っている。
これらは許せても他に悪いことが多すぎた。
まず米軍にゲイを入れろと命じた。
軍側は拒んだが、ゲイは「自らゲイと言わない」、軍も「聞かない」ことで入隊を認めさせた。
もともと米国人に節度はない。
これを機に多様な性愛が際限なく広まった。
ゲイやレズは当たり前に、男でも「心は女」と言えば女子便所に入れるようにまでなってしまった。
クリントンはまたアファーマティブ・アクションをやたら推し進めた。
黒人を優遇し、大学に入れろ、職場にも入れろ。
OJ・シンプソンが白人の元妻とその男友達をナイフで切り刻んだ。
しかし彼は差別の犠牲者と主張して無罪になった。
以来、黒人は何をしても許され、逆に白人は昔の古傷まで責められた。
19世紀、イエズス会は運営するジョージタウン大学の維持費のため、所有する黒人奴隷272人を売った。
それが最近になってバレた。
大学は謝罪し272人の子孫、何千人かを入学させると発表した。
ハーバードもプリンストンも黒人を鞭打って校舎を造らせている。
白人学生が大学に入る余地はだんだん少なくなってきた。
クリントンは昔、ズルい手口で徴兵を忌避した。
だから狡(こす)い支那とは馬が合うみたいで、最恵国待遇を恒久化し、WTOにも入れてやった。
台湾は支那のモノという「1つの支那」にもクリントンは賛成した。
勿論ただじゃない。
支那の賄賂はそれほどえげつなかった。
喜んだ江沢民は浅沼稲次郎を真似て「日本は米中共通の敵」と言った。
クリントンもその気になって日本に「年次改革要望書」を押し付けてきた。
日本は規制が多すぎると非難し、二言目には円高を叫んで日本経済を抑え込んでいった。
郵政も解体しろ、道路公団も解体しろ。
日本の司法にも口を出して法科大学院を造らせた。
陪審員に似た裁判員制度も米国の要求だった。
米国にはクリントン以下135万弁護士が犇(ひし)めく。
儲けも薄くなる。
この際、経済大国日本を新たな米国人弁護士の市場にしようという下心が透けて見える。
因みに米国では対日訴訟の予行演習がクリントン政権時代から盛んに行われてきた。
例えばイリノイに出た三菱自工は「日本固有の女性蔑視思想を米社会に持ち込んだ」という無礼な訴訟をクリントン政権に起こされニューヨーク・タイムズも乗っかって三菱は48億円も取られた。
ペンタックスは司法省にホンダは雇用機会均等委員会に訴えられて何百万ドルも取られた。
東芝もパソコンに因縁をつけられ、1100億円も取られた。
米国の弁護士が日本に進出したがるわけだ。
振り返ってみればクリントンは支那にはしょっちゅう出かけたが、日本は素通りだった。
すべてジャパン・パッシングだった。
トランプは就任式で「米国には男と女だけでいい」と言ってクリントンが育てたLGBTに幕を引いた。
温暖化のパリ協定もやめた。
支那が捏(こ)ねた詐欺話と分かったからだ。
詐欺の副産物EVもやめる。
貧農の出だと政治が卑しくなる。
金持ちトランプの政治は明るくていい。