文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
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表立って「安倍叩きは社是」と言っていなくても、結局論調は安倍叩きでしかない。 

2022年07月08日 22時25分52秒 | 全般
以下は2017/12/26に発信した章である。
本章にも今回の事件の真因が明らかにされている。
今日発売された月刊誌正論に、Youtuber Kazuyaという私には初見の1988年生まれの男性の論文が掲載されていた。
正に正論である。
前文略。
文中強調は私。
ただ、安倍叩きは社是と言ったか言わないかなどを論点にしても、水掛け論で不毛な争いになるだけだろう。
朝日新聞の問題というのは、「安倍叩きは社是」と言われた時に妙な説得力を持っている点だ。 
論調を見れば一目瞭然。
無駄に政権を貶め、叩くために書いているとしか思えないのである。
小池都知事フィーバーが吹き荒れた7月の東京都議選。
自民党は歴史的な大敗北を喫した。
都議選を総括する7月3日の朝日新聞社説は次のように書いている。 
[東京都議選は自民党の歴史的な大敗に終わった。小池百合子都知事への期待が大きな風を巻き起こしたことは間違いない。ただ自民党の敗北はそれだけでは説明できない。安倍政権のおごりと慢心に「NO」を告げる、有権者の審判と見るはかない] 
自民党が敗北を喫すると、「安倍政権にNO」だと、最大限利用している。
それでは10月の衆院選ではどうだったのか? 
周知のように自民党が大勝したわけだが、朝日は衆院選後の10月23日社説で[選挙結果と、選挙戦さなかの世論調査に表れた民意には
大きなズレがある】と自民党勝利という客観的事実を認めず、負け惜しみのようなことを書いている。 
一貫性がないのではないか?
自民党が負けると「安倍政権にNO」、勝てば「民意にズレがある」と全く評価しない。
民意はどこに行ったのか? 
表立って「安倍叩きは社是」と言っていなくても、結局論調は安倍叩きでしかない。 
選挙は数千万人が投票する。
一方の朝日新聞の世論調査はたかだか数百数千レベルのサンプルだ。
選挙結果を軽視し、自社の世論調査の方をことさら持ち上げる意図が見えない。 
さらに負け惜しみは連日続いた。
10月24日には[朝日新聞が各野党候補の得票を単純合算して試算したところ、このうち3割超の63選挙区で勝敗が逆転する結果となり、野党の分散が与党側に有利に働いたことがうかがえる」などと、思想の違う野党が全て共闘したらという、おかしな前提を持ち出している。
共闘したら全ての票がそこに集まるとは限らないだろう。 
そんな単純計算に意味があるのかと、読みながら呆れてしまったのだが、共闘なら自民党の誰々に勝っていたなどと妄想で勝利。
朝日は選挙結果が相当悔しかったと見える。
翌25日には世論調査の結果を発表している。 
[衆院選の結果を受け、朝日新聞社は23、24日、全国世論調査(電話)を実施した。自民党と公明党合わせて定数の3分の2を超える議席を得たことについて尋ねると、「多すぎる」が51%で、「ちょうどよい」32%を上回った」 
逆に聞きたいのだが、多すぎない適切な数はどれくらいなのか?
意味不明の調査である。
多すぎるから減らせということなのか。 
選挙戦公示翌日、10月11日の社説には、今回の衆院選は安倍1強政治への審判であると書いていた。
そこから特定秘密保護法、安保法、「共謀罪」法など、サヨク3点セットを持ち出し、ネガティブなイメージを想起させた上で、「三権分立が危機に瀕しているとも言える」と言及し、安倍1強政治の前に一票をどう使うかを説く。 
行間を読むと、安倍1強政治を破壊するために、野党に投票しろという論調にしか見えない。
こうした論陣を張り、選挙中も怪しげな報道を多数していたにもかかわらず、結果は自民大勝。
負け惜しみも言いたくなるわけである。 
やはり朝日は「安倍叩きは社是ではない」と否定しても、そうとしか思えない。
その論調こそ最大の問題だろう。





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