やっと上野千鶴子著『おひとりさまの老後』を読みました。
読んだ人はご存知でしょうが、「へえ!」と思うことがあっ
たので書きました。
『長生きすればするほど有利になる年金がある。トンチン年金という。
イタリアのロレンツォ・トンチイという人が思いついたので、その人の
名前をとってトンチイ年金、日本ではまちがってトンチン年金として
定着した。
これは同じ年齢群(たとえば70代とか)の人たちが何人かで出資して
集団的な“講”を組み、そのあいだで配当を分配するというもの。かりに
70代の人が100人集まってひとりあたり100万円出資したとすれば
合計1億円の原資ができる。毎年、仲間が死んでいくに従って分配率が
よくなり、長生きすればするほど有利になる。最後の一人になれば、
分配金をひとり占めできる、というしくみ。』
昭和の終わりごろ日本にも紹介されたが普及しなかったそうです。
100万円はむずかしいが、1万円ならトンチン年金に入っても
よかったと思いました。
読んだ人はご存知でしょうが、「へえ!」と思うことがあっ
たので書きました。
『長生きすればするほど有利になる年金がある。トンチン年金という。
イタリアのロレンツォ・トンチイという人が思いついたので、その人の
名前をとってトンチイ年金、日本ではまちがってトンチン年金として
定着した。
これは同じ年齢群(たとえば70代とか)の人たちが何人かで出資して
集団的な“講”を組み、そのあいだで配当を分配するというもの。かりに
70代の人が100人集まってひとりあたり100万円出資したとすれば
合計1億円の原資ができる。毎年、仲間が死んでいくに従って分配率が
よくなり、長生きすればするほど有利になる。最後の一人になれば、
分配金をひとり占めできる、というしくみ。』
昭和の終わりごろ日本にも紹介されたが普及しなかったそうです。
100万円はむずかしいが、1万円ならトンチン年金に入っても
よかったと思いました。