座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

塩・手水について

2011年12月05日 | 神社知識・作法・歴史

本日は一日穏やかな日々となりました。

本日、鳥居前に幟旗を掲げるためのポール基礎工事を行い完了いたしました。正月には約9mの幟旗を皆様にお披露目できると思います!

   

 本日は、お塩についてお話し致します。お塩をなぜお清めに使うのか?と申しますと、お塩は海水から採るので豊穣(ゆたかなみのり)や清浄の象徴として捉えられてきました。

葬儀の後に行う「お清めの塩」は、神社で言う「手水」に当たるものです。神社では祭りの前に「手水」を行います。宮中の作法では祭りの前後に手水を行います。これが古い形のようです。さて、「清め塩」はかつて禊ぎ(みそぎ)が海水で行われたことの名残かと思われますが、その簡略化されたものが「手水」であり、「清め塩」なのだと考えればよいでしょう!(神奈川県神社庁発行神社Q&Aより)

神社には、本殿にお参りする際、手水舎が有ります。まず、ここで手水する事により、心身を清め、清浄な状態でお参りすることが重要とされております。神社お参りの際は、手水を行いお参りしてみて下さい。手水の作法は、先ず、手水舎の前で軽く一礼し、柄杓を右手に持ち、左手を清めます。次に、柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。次に左手に水を受け口をすすぎます。最後に左手をすすぎ、柄杓をたてて柄を清めます。

当神社手水舎右側前方に手水の作法を記した看板が掲示されております。ご覧になりながら手水をおとり下さい。