本日、境内整備の一環として手水舎の清掃を行いました。
と言ってそう大げさなものではなく、大体月に2度か3度は清掃をしています。水が循環する構造になってはいますが、どうしても水盆部分が大きいので落葉や砂埃が入るのを防げません。
手水舎は参拝をする前に“手水(てみず)”をするための場所です。
手をすすぐ事で身を清め、口をすすぐ事で心あるいは言葉を清める、略式の“禊(みそぎ)”を行う、という意味があります。刻まれている「洗心」の字にもその役割が表されています。
面倒がって素通りしてしまう人がいると神主としては快く思えませんが、肝心の手水舎が汚れていてはそれどころではありません。
今日は車の出入りも少ないので洗浄器を使っての清掃も行いました。暖かくなると水も汚れやすくなります。安心して手水が使えるよう、気を付けて参りたいと思います。