紅葉の季節になると、掃除中に「大変ですね」「ご苦労様です」と暖かくねぎらいの言葉を頂くことがしばしばあります。
雨上がりや風の強い日は勝ち目のない戦いのようで気が重くもなりますが、でも晴れて明るい日は心地よさもあってそれほど掃除は苦にはならないものです。
とはいえ今日は社務所に残る神主の数も少なく、全体の掃除を終えるには至らない状況です…
点々と残る掃除の跡
神社にとって、掃除は修行の一つとして差し支えないほど意味のあるものです。
その目的は “境内を清潔・安全に保ち神社の威儀を高める” ところにあります。 そのためまず神様や人の通る参道を初めに掃除する、また本殿に近い方から綺麗にするなど幾つかの心得を念頭に掃除を行っています。
しかし木々についている葉はまだまだ減った気がしません。 あと丸一月程は大量の落ち葉と付き合うことになりそうです。