座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

例祭の習礼

2017年07月11日 | 神社知識・作法・歴史

“習礼(しゅらい)”とは重要な儀式の前に行う練習の事を指します。

来る8月1日の例大祭は年間祭事の中で最も重要な神事ですので、助勤の方を含め普段より大人数の神職での祭典奉仕となります。 奉仕人数が増えるほど一人一人のお役目は少なくなる…とも言えるのですが、その分「どの順番で人が動くか」、「どの位の速さで動きを合わせるか」といった事が重要になってきます。

特に下位の神職は神事が冗長にならないよう、丁寧かつ手早く緊張感のある動きを心掛けなければなりません。 神職全員が集まる習礼の日も何回か設定されていますが、今日は神社に出ている神職のみで習礼を行いました。

薦(こも)など道具の取り扱いにも作法があります

当日まで半月以上はありますが、もう余裕のある日数とは言えません。 準備のし忘れが無いよう気を付けていきます。