一般的には12月13日が『正月事始め』、御正月の準備を始める頃とされていますが、神社ではもう本格的に年末年始の準備が行われています。
12月に入った事で“まだ時間はある”という心情的な壁が無くなったからかもしれません、今出来る部分は授与品やそれを仕舞う部屋の用意などに留まりますが、少しづつ焦燥のようなものを感じ始めています。
御札御守を仕舞う部屋、また御札に筆で文字を入れる部屋など裏方にも様々な部屋を準備しなければなりません
12月を和名で「師走、師馳(しわす)」と言い、“お坊さんが走り回らなければならないほど忙しい時期”であるためそう呼ばれるようになったという説があります。 近い立場の人間としては納得できる話なのですが、実はこれは俗説で、本当の由来はもう平安時代頃には分からなくなっているそうです。
しかしどんなお仕事をしていても慌ただしい時期なのは間違いありません。 大変な季節ではありますが、皆様も御身体ご自愛いただいてお過ごしください。