本日、当社が所属しております神奈川県神社庁相模中央支部の祭式研修会が当社参集殿にて行われました。
この相模中央支部は、座間市を始め大和市、海老名市、綾瀬市、厚木市、愛甲郡の各神社110社の神社で構成されております。
祭式研修会は、各神社で奉仕する神職が日々のご奉仕での祭式作法などを毎年祭式講師をお呼びして研鑽する会です。
研修会には、近隣支部より参加される神職もあり今回は20名程の参加となりました。
研修会に先立って当社にて正式参拝を行いました。
その後、参集殿での開講式を行い、研修会が始まりました。
開講式にて支部長挨拶
講師の先生より挨拶をいただきました。
このような研修会は神奈川県にある各支部でも行っており、研修は午前中は基本祭式、午後は例大祭など大祭式に着装する正服の着付けを学びました。
基本作法指導風景
日々の奉仕や身体の衰えなどから崩れがちになる基本作法を年に一度手直しを行います。
昼食後は正服の着装を行いました。
正服の袴は着る人の背丈によって変わるので中の紐を調整して丈を換えます。
単衣(朱色の着物)を中に着てから装束を付けます。
装束の色は神職の階級によって異なります。(写真は3級神職着用の物)
装束は、前方後方と2名によって着装する場合と1名によって着装する場合があります。
着装野方法は奉仕する本人が自ら行うものとさまざまですが、他人を着付けるのは自らを着付けるより難しいのです。
大祭式の祭典はどの神社でもそれ程多くないのでこのような研修会での練習が必要となります。
午後4時には閉講式を行い研修会は無事終了となりました。(受講証授与)
講師の先生本日は誠に有難うございました。また、受講された方々お疲れ様でした。