座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

相模中央氏子総代会総会開催

2019年10月02日 | 氏子青年会

本日午後2時よりウイングス海老名に於いて相模中央氏子総代会総会が開催されました。

海老名市をはじめ大和市、座間市、綾瀬市、厚木市、愛甲郡の神社、約110社ほどの総代会の集まりが相模中央氏子総代会です。

総会に先立って講演があり、今回は初音家左橋師匠による落語がありました。

初音家左橋師匠は10代目金原亭馬生に入門し、昭和58年に二ッ目、平成7年に真打となり、平成14年には文化庁芸術祭優秀賞受賞、川崎市出身 63歳。

一時間程の講演ののち、総会を開催しました。

総会では、平成30年度事業報告及び決算と監査報告がありこれらの議案は満場一致で承認されました。

引き続いて令和元年度事業計画並びに予算案の読み上げがありこれも満場一致で承認されました。

総会では、各神社から提出された総代の年功表彰者と神社に功績があった方や団体を会として表彰も行っております。

午後4時にはこれらの表彰の授与も終了し散会となりました。


神無月 まことの道

2019年10月02日 | その他

10月に入ったものの日中は日差しも強く汗ばむ陽気が続いております。

今月(神無月)のまことの道は、

゛世世の祖の 御蔭忘るな 代代の祖は 己が氏神 己が家のかみ゛

自分が生を授かるに至るまで、両親をはじめ多くの祖先がいた御蔭であるからこそ、特に大切にお祀りしなければならない、という日本人の古くからの祖先信仰の心を詠っているのがうかがえます。

この詩を詠った本居宣長は以下の二首も詠っております。

゛たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵えてこそ゛

゛朝宵に もの食ふごとに 豊受の 神の恵みを 思へ世の人゛

前歌は食前感謝のうた、後歌は食後感謝のうたです。

「日の大神」とは皇大神宮(内宮)のご祭神 天照大御神

「豊受の神」とは豊受大神宮(外宮)のご祭神  豊受大御神

毎日食事ができているということ、生きていることは、伊勢神宮の神様のお恵みをいただいているということです。食欲の秋とも言いこれからの季節、旬のものが店頭に並び始めますが、「いただきます」・「ごちそうさま」と声に出し神様のお恵みに感謝をしてみてはいかがでしょうか。いつもの食事が特別なものになる事かと思います。