日に日に冷え込みが厳しくなってきております。
境内には、いくつか南天が植えられており、今の時期赤く丸い実をつけております。
南天は難転とも言い、災難を福に転じてくれる縁起の良い植物と言われております。
災いが入ってきやすい方角の北東が鬼門と言われております。ですので古くから、家の敷地の鬼門にあたる所に南天を植えられていたりします。
また、南天の実には咳止めの効果があるとされ、のど飴の成分として使われていたり、お祝いの御赤飯には南天が添えられていたりしますが、これは腐敗防止の効果があるそうです。
この様な昨今ですが、南天のように『災いを転じて福となす』となるような、皆が安心して生活が送れる日々が来る事を、切に願っております。