今はあまり聞きなれないこの210日(にひゃくとうか)。これは立春から数えて210日目の事を指し、今年の210日は明日31日にあたります。
この210日をはじめ220日・八朔(はっさく・旧暦の8月1日)は農家の三大厄日と言われてきました。
この時期は、台風の被害を受け易い時期と言われ、稲が開花を始める頃でもあり農家の方にとって大切な時でした。
過去の苦い経験から、この日を厄日として設けたのが始まりだと言われております。
風の被害を受け易い時期ですので、各地では農作物を風害から守るために神様に祈りを捧げる風祭が行われております。
当社でも先日、28日に風神祭を斎行致しましたが、それがこの風祭にあたります。
境内でも、バケツ稲を育成しておりそろそろ穂が出始める頃であります。まだかな?まだかな?と気になるところですが、気長に待ちたいと思います。