明日は8月の例大祭・11月の新嘗祭に並ぶ大祭である『祈年祭』が執り行われます。
祈年祭は今年一年の田畑の安全と豊作が祈念される、大変重要なお祭りです。 普段も御神前には海の物・山の物とお供えされているのですが、こうした大祭にあたってはそれに加え特別なお供え物を差し上げています。
やはり目を引くのは魚の王様、鯛の姿です。 お祭りではできる限り新鮮なものをお供えするものですので、新しいものをご用意するのは勿論ですが、更に写真のように麻で体や鰭を起こして、生きている姿に近づけてお供えをしています。
明日の祈年祭では一揃いの海の物・山の物に加えこの鯛、一升分の糯米を使った御餅、そして氏子の方から御奉納いただいた野菜を併せてお供えする事になります。
なんとか種々の準備もできました。 あとは明日、しっかりと神事が奉仕できるよう努めて参りたいと思います。