3月22日、23日福井県福井市において、平成23年度神道青年全国協議会中央研修が行われ、参加して参りました。
この研修会は、毎年行われており、昨年は、同じ福井の地で行う予定でした。しかしながら、皆様もご存じの通り、昨年の3.11東日本大震災により延期されておりましたが、今年は予定通り約300人近くの神職が集まり研修会が行われました。
今回の研修テーマは「立志」~一人ひとりが、今、なすべきことの道標として~と題し、第1項の講師に杏林大学名誉教授 田久保忠衛先生をお招きし、「激動する国際情勢と日本」と題して現在の中国と近接諸国の位置付けについて、現在の国際情勢についてご講演頂きました。
第2項の講師の先生は、㈱独立総合研究所 代表取締役社長兼主席研究員 青山繁晴先生お招きし「二千年国家の新生」と題し、拉致問題をはじめ、原発問題、政治等について、ご講演を頂きました。
青山繁晴先生の講演の様子
第3項と致しまして、産経新聞東京本社編集局政治部記者 阿比留 瑠比先生をお招きして「永田町から日本の未来を憂う」と題しまして、現在の永田町、皇室典範、原発問題について講演を頂きました。
阿比留先生の講演の様子
今回の研修会を通じ、様々なことを学ばせて頂きました。神職としてというより一日本人として、この日本を考えていかなければならない。様子を見るのではなく、行動を起こすこと、実行することの重要性を改めて認識し、様々な間違った報道をしっかりと見極めていかなければならない。
本当に、学びの多い研修会となりました。今回の研修テーマ「立志」をしっかりと自分の中に持ち、これからの神明奉仕に邁進して参りたいと考えます。
皆さんも、自分自身に志を立て、生活してみては如何でしょうか。