この数日、またこれからの一週間もとても冷え込むみたいです。
当社では、1月の元旦から2月の節分までの間は格衣(かくい)といった白い羽織を御祈祷の際に着ていただいております。
この格衣は『小忌衣』(おみごろも)ともいい、またこの゛忌゛という言葉には、凶事罪穢(まがごとつみけがれ)などに触れないように慎む事、またそれらを除きさることとあります。
今年のお正月の本殿
もとは神事を奉仕するに当たって厳重なお清めをした後に羽織る官人の服でしたが、今は参拝者に着けていただくものにもなっています。
白い格衣を着た参拝者の方々が揃うと、ご奉仕させていただいている我々神主も身が引き締まる思いです。