今日も穏やかな晴天となり、境内は春爛漫といった風情です。
3月を和名で『弥生(やよい)』と言いますが、他にも『桜月』『花見月』『夢見月』といった別称があるそうです。いずれも今日のような日にぴったりの言葉だと思います。
本殿横、枝垂れ桜
昨日、市慰霊祭が行われた忠魂碑横の椿
“八峰には霞たなびき 谷べには椿花咲き うら悲し 春し過ぐれば”(万葉集)
狛犬の横、灯篭の陰と色々な花を咲かせています
どうしても境内では桜の大樹が目を惹きますが、少し探せば実に様々な花が咲いているのが分かります。私も花粉症さえなければもっと春の境内を楽しめるのですが、惜しい事です。
“花に嵐”の言葉がありますが、この週末は雨の予報が出ているようです。桜などは、咲ききらないうちではほとんど花びらを落とさないものではありますが、来週もまた花の境内を見られる事を願っております。