座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

ウォーキングを楽しむ

2011年09月17日 | 境内の様子

本日、せや・ガイドの会主催のウォーキングイベント「座間湧水めぐりと歴史散策」に参加された方々が、午前10時過ぎに来社されました。

約30人ほどの参加者が、ガイドの方の由緒の説明に耳を傾けられ、また神社を写真に納められる方も見えました。

朝方は雨も降っていましたが、午前中は晴れ間も見え、風もそよぐまずまずのお天気。

来週は雨模様になるようなので、今日明日が散策日和となりそうです。

お彼岸を過ぎると気温も下がってこれからが秋の散策シーズンとなります。春は芝桜、夏はひまわり、秋は紅葉と歴史、座間は「自然と街道文化が息づく里」です。 


安産戌の日

2011年09月16日 | 御祈祷・授与品

本日、安産戌の日のご祈祷、地鎮祭のご奉仕させて戴きました。お腹のお子様の成長と無事にお生まれになりますことお祈り申し上げます。

マタニティーマークの方を公共機関等の電車、バスで見かけられたら、席を譲り、陰ながらお中のお子様の成長を応援しましょう!

マタニティーマークとは? (ウィキペディアより抜粋)

妊娠初期は外見上妊産婦であることが判別し難く、周囲の理解を得られ難いという声があがり、1999年フリーライター村松純子が妊娠初期に妊産婦であることをアピールするためのマークとして「BABY in ME」を発表。妊娠初期の妊産婦に対する配慮の必要性が知られる契機となり、以後、民間団体や自治体により様々なマタニティマークが作成されることとなる。

一方で、取組みを行う地域・団体によって異なるデザインのマタニティマークが存在し全国的な認知度が上がらないため統一したデザインの策定を求める声が上がるようになる。

これを受けて2006年に厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課が事務局を務める「健やか親子21」推進検討会においてマタニティマークのデザインが公募により決定された。

七五三の美容、着付け、写真のご予約状況

早いもので、9月も半ばを過ぎました。七五三の問い合わせが増えてきております。美容、着付け、写真などは、予約制となりますので、お早めのお問い合わせお願い致します。


自民党神奈川第13選挙区青年局神社視察

2011年09月15日 | その他

本日午前9時過ぎより自民党神奈川第13選挙区(綾瀬市、海老名市、座間市、大和市)青年局の皆様総勢13名が、研修の一環として、神社視察にご来社されました。

当社禰宜が対応し、正式参拝後、神社の由緒、境内の案内などさせていただきました。

鐘楼や座間市の慰霊碑などに質問もあり、慰霊碑について毎年3月中旬に座間市の神社神職にてご奉仕をさせて戴かせている事などお伝えしました。

当社の御神輿や参集殿内に展示しています子供神輿奉納の経緯をはじめ、小田急電鉄株式会社相模大野工場より奉納された御神輿が今年11月に福島県須賀川市で神輿会入谷睦によって担がれる事などもお話しさせて戴きました。

このような団体や学校関係など方々の参拝や境内の説明など事前にご連絡いただければ、出来うる限り対応させていただきますので、神社までお気軽にお尋ね下さい。

自民党神奈川第13選挙区青年局の皆様ようこそお参り下さいました!


絵馬

2011年09月14日 | 神社知識・作法・歴史

絵馬とは、祈願あるいはお参りの際に神社に奉納する絵を描いた板のことをさします。

もともとは大神様に祈願する際に、生きた馬を奉献していましたが、やがてこれにかわるものとして、土や木などで作られた駒形が現れ、更に馬を板に描いた絵馬が奉納されるようになりました。

当社 絵馬掛け

絵馬を奉納する風習は奈良・平安時代にはすでにあったことが確認されております。

室町時代以降には、馬以外の絵も描かれるようになりました。

当社の梅丸絵馬


鳥居について

2011年09月13日 | 神社知識・作法・歴史

神社特有の建築の一つに『鳥居』があります。神社の地図記号にもなっていますし、神社のシンボル、と言っても過言ではありません。石、銅、コンクリートなど材質は様々ですが、神社の入口を示すものとして広く知られています。

鈴鹿明神社の鳥居

鳥居の語源は文字通り「鳥が居る所」、または「通り入る」が転じたものなど諸説ありますが、あまりに起源が古くはっきりしていません。多くは神域全体の入口として参道入口に設けられていますが、神社の中には本殿までに幾つもの鳥居を持つところもあります。これは神様に近づくにつれ、清浄さが高まってゆくことを表しているといいます。

形態は、二本の柱の上に笠木(かさぎ)を載せ、その下に貫(ぬき)を入れて柱を連結したものを基本型とし、神社全体の建築や御祭神の性格に応じたさまざまな様式があります。伊勢神宮の「神明鳥居」、靖国神社の大きな「靖国鳥居」などが有名ですが、当社の鳥居はその名の通り「明神鳥居」と呼ばれるものです。

末社 稲荷社の鳥居

鳥居は神域を表す神社の門ともいえますので、鳥居をくぐる際は大神様に敬意を表し御神殿に向かい一礼をし、出る際も振り返りお辞儀をするのが望ましいとされています。


十五夜

2011年09月12日 | 境内の様子

本日は、十五夜です。この十五夜は「お月見」「名月」「中秋の名月」とも言われております。旧暦の8月15日に行われる行事です。

ススキを飾り、月見団子や里芋、栗などを供えます。かつては、月の満ち欠けによって月日を知り、農作業を進めてまいりました。十五夜の満月は大切な節目であるものです。また、一名「芋名月」とも呼ばれることから、イモ類の収穫儀礼とも考えられています。

最近では、なかなか家庭では行わなくなってきておりますが、一年に一度でございますので、家庭で月見団子をお供えし、ご家族の皆様と共に本日の満月を御覧になってみては如何でしょうか?


兼務神社例大祭(東林間神社)

2011年09月11日 | 兼務神社

本日は、天候にも恵まれ、お宮参りをはじめ交通安全祈願などおおくのご参拝を戴きました。

また、兼務神社でございます東林間神社の例大祭を斎行致しました。まず、東林間神社例大祭に先立ちまして、境内末社、白笹稲荷の例祭を斎行致しました。

その後、東林間神社例大祭を斎行致しました。

この東林間神社は、昭和31年4月21日に鶴岡八幡宮宮司様のご奉仕を戴き分祀祭を執り行い、鶴岡八幡宮より御分霊を戴いた神社でございます。それ以降、この東林間地区の氏神様として鎮守致しております。

昨日の宵宮祭では、午後1時30分より、地域のお子様による子供交換会が行われ、お囃子、とうりん鼓笛隊の皆様の演奏をはじめ、奉納剣道が執り行われ、その後、子供神輿の渡御が行われました。

このように、東林間地区の中心となって、地域のコミュニティーの場としての場所となってもらえたら大変嬉しく思います。

昨日より、ご設営戴きました東林間神社氏子の皆様ありがとうございます。


兼務神社例大祭(金山神社、長嶋神社)

2011年09月10日 | 兼務神社

本日、兼務神社の例大祭の奉仕がございました。

まず、9時30分より相模原市南区上鶴間本町に鎮座致します、金山神社の例大祭を奉仕致しました。

祭典終了後、子供神輿、山車のお祓いを行いました。これより、お囃子の先導で町内を子供神輿が渡御致します。夜には、様々な演芸が行われます。是非ともお近くの皆様お立ち寄り下さい。

また、11時からは、同じく相模原市南区上鶴間本町中和田地区に鎮座致します長嶋神社にて例大祭を執り行いました。

祭典終了後、子供神輿のお祓いをご奉仕致しました。これより、子供神輿の渡御が行われます。暑い一日となりそうですが、町内の渡御宜しくお願い致します。

囃子連のお子様が、サプライズで氏子さん来賓の皆様の前で、大人顔負けのひょっとこ、獅子舞を披露してくれました!

これから、奉納演芸等がございます。地域の皆様のご参拝お待ち致しております。中和田囃子連の皆様、一日宜しくお願い致します!

また、長嶋神社境内に、春日灯籠のご奉納を戴きました阿部様をお迎えして、灯籠のお披露目がございました。大変崇敬の念が厚く、この灯籠を奉納戴くまでの経緯をお話し戴きました。

このように、様々な形で氏神様を御守り戴いております。このように、例大祭が盛大に行われますのも、神社役員をはじめ、氏子崇敬者、自治会の皆様、地域の子供たちのご協力によって執り行われております。

この氏神様を中心に、地域の活性化、伝統文化の継承が続いていけますよう、これからも神明奉仕で取り組んで参ります。

金山神社、長嶋神社の氏子役員の皆様、早朝よりご設営ありがとうございます!本日一日宜しくお願い致します。


神前結婚式について

2011年09月09日 | 神社祭事

本日、神前結婚式のご予約を戴きました。この神前結婚式が一般に広がった契機となったのは、明治33年に宮中の賢所で行われました、皇太子(大正天皇)さまの婚儀でございます。この結婚式は国民に大きな影響を与え、翌年、大神宮祠(現在の東京大神宮)で皇太子さまの婚礼にならった神前模擬結婚式が行われ、その後、一般の人の神前結婚式が執り行われるようになったと言われれおります。

当社におきましても、神前結婚式を斎行致しております。

当社では、参集殿内にございます美容室において衣装、着付け、美容、また写真室において記念写真も行うことができます。

本殿におきましての神前結婚式の次第は下記の通りとなります。

一、参進(さんしん)

参集殿より本殿へ参進致します。

一、修祓の儀(しゅばつのぎ) 

◎副斎主が祓詞を奏上し、新郎新婦、参列者の皆様を御祓い致します。

一、饌(けんせん)

◎神様にお供え致します。

一、詞奏上(のりとそうじょう)

◎斎主が神様に結婚の奉告と二人の門出を祝福する祝詞を奏上致します。

一、浦安の舞奉納(うらやすのまいほうのう)

◎巫女2名が、神前神楽「浦安の舞」が奉納致します。

一、誓盃の儀(せいはいのぎ)

◎新郎・新婦は、巫女より大中小三つの盃に注がれた神酒を酌み交わします。

一、指輪交換の儀(ゆびわこうかんのぎ)

◎新郎・新婦は、巫女より指輪を受け、新婦・新郎の順で指輪を交換致します。

一、誓詞奏上(せいしそうじょう)

◎新郎・新婦は、神前にて、巫女より誓詞を受け、結婚生活を始めるに際しての誓いのことばを奏上致します。

一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)

◎新郎・新婦、媒酌人、親族ご代表の順に、神前に玉串をお供えし二拝二拍手一拝の作法にて拝礼致します。(ご媒酌人無しの場合は新郎新婦の次は親族となります。)

ご媒酌によります玉串奉奠

一、撤饌(てっせん)

◎神饌を徹します。

一、祭主一拝(さいしゅいっぱい)

◎祭主に合わせてご神前にご一礼致します。

以上が、神前結婚式の次第となります。ご興味のございます方は、お気軽にお問合せ下さい。

明日は、当兼務神社にて例大祭を斎行致します。

9:30~相模原市南区上鶴間本町 金山神社

11:00~相模原市南区上鶴間本町 長嶋神社

皆様のご参拝お待ちいたしております。


9月御神田の様子

2011年09月08日 | 境内の様子

お天気に恵まれ暑い一日となりました。本日は、お宮参り、交通安全祈願、諸祈願のご奉仕が御座いました。

台風の影響で、つい先日まで風が強く吹いておりましたので、本日、御神田の様子を見て参りました。

順調に、稲穂も成長しておりました。

日本では古くから農業を営んできました。このため、神社のお祭りは、農業と深く関わっています。当社でも五穀豊穣を願う祈年祭(毎年2月17日)と、収穫を感謝する新嘗祭(毎年11月23日)が執り行われております。順調にいけば、10月中旬に収穫し、この収穫を感謝する新嘗祭に奉納できると思います。

 
本日は白露です。二十四節気の一つで、処暑(しょしょ)の15日後、新暦では9月8日ごろにあたる日を指します。
露が凝って白く見えるという意味で、昔はこのような現象は秋の陰の気が積もって夏の陽気に交わり露を結ぶ。すなわち夏から秋への季節の交替時に白露を目印としたとされております。
まだまだ暑い日が続きますけど、暦の上では、夏から秋の変わり目ですね! 

神社の千木・堅魚木

2011年09月07日 | 神社知識・作法・歴史

神社の建築には他の日本家屋には見られない特徴的なところが幾つもあるのですが、その一つに『千木(ちぎ)』『堅魚木(かつおぎ)』という屋根飾りがあります。どちらも神社特有のもので、千木は屋根の外側の木材を切らずにそのまま中空まで延ばしたもの、堅魚木は屋根の上に重しのように載せた丸太のような木を指します。

実はどちらも上代、まさに日本のはじめの頃の建築を残したものといわれています。千木は屋根を組み合わせたままの姿の、堅魚木は茅葺き屋根を押さえていたものの名残と言うわけです。

鈴鹿明神社本殿の千木・堅魚木

祝詞で御社殿を称える言い回しとして、『高天原に千木高知りて・・・(天上の世界に届く程の立派な千木を作り・・・)』という文があるように、いまではどちらも神社に威儀を与えるものとしての役割があります。

千木は高く神社の存在を示すものとして、また堅魚木は2本から10本まで本数は様々ですが、奇数は男神、偶数は女神を表す(地域により謂われは異なる)などと、多くの意味を併せ持つものになっています。


神社周辺の歴史

2011年09月06日 | 神社知識・作法・歴史

この鈴鹿明神社の鎮座地は、古くより座間郷の中心地といわれておりました。市内からは縄文時代の住居跡も見つかっており、のちには藤沢街道・鎌倉街道・天王大縄道という古道が作られ、非常に歴史の古い町であることが分かります。

神社近くに街道跡の碑があります

かつての相模川はたびたび大水を起こす暴れ川であったため、船やいかだの交通はありましたが、多くの人はこの街道沿いに住まいしていたようです。神社周辺には『座間上宿』『座間下宿』『鈴鹿長宿』といった地名が残っており、昔の様子を偲ばせます。

また、現在線路の通っている台地は『座間野』と呼ばれる入会地(村々の共有地)で、近代に至るまで雑草と雑木の繁る原野であったと言われています。

近代に入り技術が進むと、人々の生活の範囲は驚くほど広がりました。川も山も人の努力で整えられ、今は新しい家々が広がっていますが、長い間街道沿いの低地のみに生活の中心があったと考えると時代の流れを感じざるを得ません。境内に歌碑があるのですが、そこにはこう詠われています。

『赤まんま かまくら古道 ここに絶え』

かつて多くの人々が行き来した古道が民家に埋もれ、赤まんま(イヌタデ。雑草の一種)が繁っている姿を詠んだものです。どんな町にも歴史がありますが、忘れられてしまうのは寂しいことです。大切に伝えていきたいものですね。

上記の歌碑


兼務神社例大祭

2011年09月05日 | 兼務神社

昨日は、お日柄も良く、お宮参りをはじめ安産祈願、交通安全祈願等多くの参拝者の皆様にお参りを戴きました。また、七五三予約展示会に於きましてもご来社戴きました皆様、七五三当日、神職一同お待ち致しております。

また、当社兼務神社で御座います、南台二宮神社、上鶴間本町鹿島神社の例大祭を斎行致しました。当日は、台風の影響が心配されましたが、時折晴れ間見え、無事に祭典を執り納め致しました。

上鶴間本町鹿島神社例大祭神輿渡御の様子

 毎年恒例のお囃子先導による宮出

渡御の途中、相模大野病院前にて、獅子舞の披露。おじいちゃんおばあちゃんの年に一度の楽しみの一つです。

午後7時30分、宮入

還御祭斎行

二宮神社、鹿島神社の役員さんをはじめ世話人さんまた自治会、婦人会の皆様、前日から当日までの設営、運営お疲れまでした。


明日のご案内

2011年09月03日 | 神社祭事

明日、七五三予約展示会が御座います。鈴鹿明神参集殿にて、10:00~16:00の間に開催されます。今回の予約会では、衣装、着付け、美容、記念写真の予約会となります。皆様のご来社お待ち致しております。

明日は、安産戌の日です。皆様のお参りお待ち致しております。

兼務神社例大祭のご案内

相模原市南区上鶴間本町「鹿島神社」例大祭が斎行されます。

 午前8時30分 各町内子若連神輿御霊入れ

 午前9時30分 鹿島神社例大祭祭典、神社神輿御霊入れ

 午前11時30分 神輿宮出

 午後5時 奉納演芸開始(浦安の舞奉納、鼓笛隊演奏、小若囃子など)

 午後7時30分 神輿宮入

相模原市南区南台「二宮神社」本宮祭

 午前9時 本宮祭祭典

 午前11時 神輿山車宮出

 午後6時 素人演芸・歌謡ショー

皆様のお参りお待ち致しております。


新戸諏訪神社例大祭

2011年09月03日 | 兼務神社

本日、兼務社で御座います新戸諏訪神社の例大祭を斎行致しました。

早朝より、神社委員並びに新戸諏訪神社周辺自治会の皆様方にお集まりいただき、準備を行いました。

祭典後、子供神輿の御霊入れを行いましたが、台風の影響で、子供神輿の渡御は中止の可能性がある事を神社委員の役員さんからお伺い致しました。

また、この子供神輿ですが、凧にて四面が覆われております。なかなか珍しい子供神輿ですが、皆様もご存じの通り、相模原市南区新戸には、新戸大凧保存会が御座いまして、その凧に対する思いが、この子供神輿の製作に表れております。

神社委員また自治会の皆様方早朝よりご設営有り難う御座いました。夕刻の奉納演芸まで宜しくお願い致します。