今週の11/11金曜日の前夜祭から11/12土曜日まで、福島県須賀川市に於きまして日本三大火祭り『松明あかし』が開催されます。今年の松明あかしは、東日本大震災の犠牲者への追悼と復興を祈願する意味を込めて開催されるとのことです。
今回、この由緒ある『松明あかし』に当神社神輿保存会入谷睦の強い思い入れもございまして、 現在、参集殿に展示してあります、神輿(小田急電鉄相模大野工場より御奉納)を須賀川の地運びこの由緒あるお祭りで渡御させて戴きます。当日は、地元消防署の皆様も御協力戴けるとお伺いしております。
神輿渡御の日程は、12日午後1時から1時30分の間で、須賀川市の松明通りを渡御致します。その他のスケジュールは松明あかしのプログラムをご参照下さい。
小田急電鉄相模大野工場より御奉納戴きました御神輿
この松明あかしは、この戦いで戦死した多くの人々の霊を弔うため、新しい領主の目をはばかり、ムジナ狩りと称して続けられ、須賀川の伝統行事となった火祭りです。
昔は、旧暦の十月十日に行なわれておりましたが今では、十一月の第二土曜日に、須賀川二階堂家の戦死者のみならず、伊達家の戦死者を含めての鎮魂の想いと、先人への感謝の気持ちを込め五老山で行なわれております。
この五老山は、天正九年、三春城主・田村清顕方と須賀川城主・二階堂盛義の老臣五人が、講和の交渉をしたことから「五老山」と呼ばれるようになった所です。
(松明あかしホームページより)
また、この渡御の記事がタウンニュース座間版2011年11月4日号に掲載されましたので、ご報告致します。今回も例大祭同様、社名旗を神輿に掲げ渡御致します。入谷睦会員の東京手描友禅の伝統工芸士の佐波古(さはこ)直明さんより御奉納を戴きました。
また、今年の例大祭では、復興支援募金箱を本殿左側に設置させて戴きました。そこで集まりました義捐金を須賀川市にお持ちさせて戴きまして、お渡し致します。御参拝の皆様方の御協力ありがとうございました。
座間市役所ホームページにも、この松明あかしに関する記事が掲載されております。このお祭りで使用致します「かや10t」を座間市より提供しております。
このように、神社祭事や神輿を通じて、少しでも東日本大震災の復興に繋がればと考えております。
当日は、当社禰宜も所属しております座間青年会議所のメンバーも当青年会議所で復興支援活動に一環として行っております『支援物資の家電』を被災地にお届けし、その後松明あかしに参加致します。
神社側としても参加を!と考えておりましたが、神社での大切な神事「七五三詣」のご奉仕もございまして、参加することが出来ませんが、神社総代長、副総代長が参加致します。また入谷睦の会員の皆様に当日のお話しをお伺いし、当日の様子をブログにて報告させて戴きます。