座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

第1回神社検定

2011年12月14日 | その他

昨日、神社本庁より、月刊誌が送られてきました。その中に、パンフレットが入っており、来年度、神道文化検定として「第1回神社検定(参級)」が行われるとのことです。主催は一般財団法人日本文化興隆財団、監修神社本庁、後援産経新聞社です。

この神社検定は、パンフレットにはこのようなことが記されております。

神社検定とは

近年、神社に関心を持つ人々が増えてきています。神社には、特に若年層から中年層の参拝者が多く見られるようになりました。神道に歴史的、伝統的な価値観を求める人々が年々増えてきているようです。「神社検定」は、そのような人たちに対して、正しい知識の啓発を図り、日本文化への理解を深めてもらう機会になります。神社本庁監修のもとに行われる検定です。

現在、様々な検定が行われておりますが、今回神社界では初の試みではないでしょうか?当社においても、先ほどの前文の通り、最近年齢の若い皆様より御参拝を戴いております。神社のことを知ってもらう上では大変良い検定だと思います。興味のある方は、受けてみては如何でしょうか?ちなみに試験日は平成24年6月3日(日)で詳しいこ とは、12月20日に公式ホームページが開設されるとのことです。→http://www.jinjakentei.jp/


注連縄奉納

2011年12月13日 | 境内の様子

本日、来年のお正月に向けて鈴鹿明神社注連縄奉納同志会の皆様23名にお集まり戴き本年御神田で収穫いたしました藁を使いまして注連縄作りを行いました!

まず、使用する藁、奉仕者のお祓いを行い、御神酒にてお清めを行い注連縄の作業に取りかかりました!

まず、本殿の注連縄を取り外します!

次に鳥居の注連縄を取り外しました!

さて、ここから注連縄作りです。まず、鈴長地区、皆原地区、星の谷地区に別れ、それぞれ縄を編み込みます。

次に、3本の縄を注連縄として編み込みます。きつく編み込むため意外と力仕事です!

編み込んだ注連縄に玉、紙垂を取り付けます!

半日かかり、本殿前注連縄立派に完成致しました!

神輿殿前の注連縄観完成!

手水舎注連縄完成!

鳥居注連縄完成!

毎年毎年この様に御田植えから稲刈り、注連縄作りを注連縄奉納同志会の皆様には、神社をお護り戴く立派な注連縄を御奉納戴いております。これも伝統文化の継承の一つでもあり、絶やしてはいけないことの一つでもあります!

是非とも興味のある方は、神社までお問い合わせ下さい!注連縄奉納同志会の皆様ありがとうございました!


教育事業説明会、高橋史朗先生の講演会

2011年12月12日 | 社外活動

12月11日日曜日16時から伊勢山皇大神宮にて、特定非営利活動法人まほろば教育事業団・神道政治連盟神奈川県本部主催、日本会議神奈川・神奈川県神道青年会共催の「教育事業説明会並びに高橋史朗先生の講演会に参加致しました。

まず、今回主催でありますNPO法人まほろば教育財団の活動説明を拝聴致しました。主な教育の柱として、「美しい日本語を育み、豊かな感性を育む」「偉人の生き方をお手本に、人間力を育む」「和歌体験一感動を発見し、絆を深める」「立腰、挨拶、掃除を励行し、明るく前向きな心を養う」「人々と自然が美しい調和の中に生きてきた日本の伝統を、家庭、地域に回復する」「日本の誇りと絆を発見し、国や社会に尽くす志をもつ」を柱として青少年の育成、日本の次代を担うリーダーの育成に力を注ぐ活動を行っているとのことでした。

近年の小学生まほろば合宿においては、日本人が愛した真心の人「二宮尊徳先生」について学んだり、厳冬の富士山頂の気象観測に挑んだ野中致夫妻の話などを通じ日本の心を学ぶなどの合宿を行っているとのことでした。(詳しい活動内容は→HPへ

また、その合宿に参加した親御さんのお話も拝聴することが出来、参加したお子様の意識が向上し、積極性、思いやりの心が高まったとお話しを戴きました。

神職としても、この伝統ある日本の文化歴史を次世代に受け継いで行くことの大切さを改めて時間する事が出来、大変勉強になった教育事業説明会となりました。

また事業説明後、明星大学教授高橋史朗先生(上写真)のご講演も拝聴させて戴きました。教科書問題から脳科学に関することまで様々な観点からお話しを戴きました。先生のお話で、三つ子の魂百まで!と仰っておりましたが、まさにこの歳までの教育が、それから先生きていく上で重要になっていくことを認識できた講演となりました。

そんなに、難しいことはしなくてもよいと思います。人にあったら挨拶をする、ありがとう、いただきますなど当たり前のようなことを教えていくのが親としての役割でもあります。伝統文化も同様のことが言えるのではないでしょうか?当たり前のことを当たり前に行う。簡単のようで意外と難しいようです。

神社としても、このうるわしき日本の伝統と文化をしっかりと継承し、氏子崇敬者の皆様のなかとりもちとして日々研鑽して参ります。


煤払い

2011年12月11日 | 境内の様子

先日、基礎工事行いました、鳥居前の幟ポールが完成しました。

初詣には約9メートルの幟旗が皆さまをお迎え致しますので楽しみにしていてください。

さて、正月を迎えるにあたって、煤払いから準備は行われます。

煤払い(すすはらい)とは、家の内外を清掃することで、今では年末の行事として認識されておりますが、かつては13日に行われ、現在でもこの日の場合が多くあります。

家全体の清掃は後日に行っても神棚や仏壇の煤払いはこの日に済ませます。

また、13日を正月事始め、正月始め、年取の始めなどといって、正月の準備を始める日としているところが少なくはありません。

皆さまも、煤払いを行いお正月の準備を始めてはいかがでしょうか。

 


お正月巫女奉仕者研修

2011年12月10日 | その他

今日の朝は、今年一番の冷え込みではなかったでしょうか?本日は、お宮参り、七五三詣をはじめ地鎮祭・井戸清祓等のご奉仕が御座いました。

また、本日より、正月巫女奉仕者の研修が始まりました。例年各部署に分かれその担当責任者より正月の諸注意事項や参拝者の対応をはじめ、作法、言葉使いなど学んで頂いております。

普段使わない言葉を使うため、最初は戸惑う方もいらっしゃいますが、ちょっとすると立派にご奉仕して頂いている姿を拝見するとホッと致します。

来年もそのように安心してご奉仕できるよう、しっかりと研修を行い、新年を迎えるにあたり、ご参拝の皆様が気持ちよく参拝出来るよう努めて参ります。

来週より、師走も半ばとなり、慌ただしい日々が続くと思いますが、お身体ご自愛されましてお過ごし頂けますように!


師走雑感

2011年12月09日 | 境内の様子

今日は昼頃まで雨が降り止まず、昨日に引き続き底冷えのする一日になりました。境内では氏子の皆様による新しい注連縄作りの予定があったのですが、この空模様のため残念ながら中止です。
このような天気の日は散歩の気持ちでご参拝される方も少なく境内は静かでしたが、裏側では年末年始の準備が着々と進んでいます。

新年の祝詞、新年の御札、新年の御守り…神社にいると特に「年越し」が形を持って迫ってくるようで不思議です。
先日は来年、平成24年の厄年一覧表を載せた看板が完成し、毎年同じ時期の出来事ではありますが、今年もあと僅かだと実感させられました。

鈴鹿明神社では晦日前の27日に「年越大祓」があり、元旦に「歳旦祭」を行い新しい年を迎えます。この12月も半ばにさしかかりましたが、我々神主も今年の思い残しがないように一日一日を過ごして行きたいと思います。


大雪

2011年12月07日 | 境内の様子

本日は、24節気の上では、大雪の日です。

と申しましても本年は暖かい日が続いていた関係か、今が紅葉の見頃ではないでしょうか?当社の神職は、お正月に向けて準備に追われる日々を送っております。境内の掃除をはじめ、お正月に頒布するかまじめ【御札のセット(写真左側より、神宮大麻・鈴鹿大麻・荒神様・年神様・晦日祓い・紙垂)】の準備などその他諸々の準備を万全に行い、御参拝の皆様に気持ちよくお参り頂けるよう年末まで過ごして参ります。

年末から、かまじめを社務所で頒布しております。社務所でお求め下さい。

うってかわって本日は暖かい一日となりましたが、夜は冷え込みそうです。お風邪に気を付けてこの寒い冬を乗り切りましょう!


塩・手水について

2011年12月05日 | 神社知識・作法・歴史

本日は一日穏やかな日々となりました。

本日、鳥居前に幟旗を掲げるためのポール基礎工事を行い完了いたしました。正月には約9mの幟旗を皆様にお披露目できると思います!

   

 本日は、お塩についてお話し致します。お塩をなぜお清めに使うのか?と申しますと、お塩は海水から採るので豊穣(ゆたかなみのり)や清浄の象徴として捉えられてきました。

葬儀の後に行う「お清めの塩」は、神社で言う「手水」に当たるものです。神社では祭りの前に「手水」を行います。宮中の作法では祭りの前後に手水を行います。これが古い形のようです。さて、「清め塩」はかつて禊ぎ(みそぎ)が海水で行われたことの名残かと思われますが、その簡略化されたものが「手水」であり、「清め塩」なのだと考えればよいでしょう!(神奈川県神社庁発行神社Q&Aより)

神社には、本殿にお参りする際、手水舎が有ります。まず、ここで手水する事により、心身を清め、清浄な状態でお参りすることが重要とされております。神社お参りの際は、手水を行いお参りしてみて下さい。手水の作法は、先ず、手水舎の前で軽く一礼し、柄杓を右手に持ち、左手を清めます。次に、柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。次に左手に水を受け口をすすぎます。最後に左手をすすぎ、柄杓をたてて柄を清めます。

当神社手水舎右側前方に手水の作法を記した看板が掲示されております。ご覧になりながら手水をおとり下さい。


平成24年厄年早見表・安産戌の日HP更新のお知らせ

2011年12月03日 | 神社祭事

本日は、雨も降り、午前中の気温も8℃~10℃でとても寒い日となりましたが、午後1時からの神前結婚式直前に雨が止み外からの参進が行え、ホッと致しました。

神様のご縁によって結ばれた二人が本日の式の誓詞奏上により結婚の奉告を致しました。これからの人生の苦楽を共にし、明るく楽しい家庭が築かれますこと二人の前途に幸多かれとお祈り申し上げます。本日は、誠におめでとうございました。

さて、本年も残すところあと1ヶ月、少々早いかもしれませんが、当社ホームページ厄年早見表並びに安産戌の日を平成24年版に更新致しました。

明日も10時より神前結婚式、また外のお祭りでは地鎮祭などのご奉仕がございます。寒い日が続きますが、体調管理をしっかり行いお身体ご自愛下さいませ。


サザンカ

2011年12月02日 | 境内の様子

今年も12月に入り、暦の上でも冬の半ばに近づいてきました。今日は特に冷え込みの厳しい一日となりましたが、昼頃に雨の上がった境内でサザンカが蕾を抱えているのを見つけました。

サザンカは「山茶花」と書き、冬に白や紅色の花を咲かせます。今年は寒暖の差があるためかまだ蕾のままですが、紅葉が終わりかけ葉が次々落ちていく中で、植物の力を感じさせるようです。

じつは境内のあちこちに植わっています

サザンカはツバキ科の植物なので、冬以外の季節では、神社に数多い榊の樹ととても似ています。これからは生き物としては息を潜めるような季節を迎えますが、この様な暖かい一面を見つけられるとほっとする思いです。


12月祭事予定

2011年12月01日 | 神社祭事

本年も残すところ1ヶ月となりました。3月11日に発生した東日本大震災から約9ヶ月となり、未だ避難生活を強いられております被災者の皆様もいらっしゃいます。一日も早い復興復旧をお祈りいたします。

当社12月の祭事予定です。今年やり残てしまった!と言うことのないよう残りの1ヶ月を過ごして行きましょう!

12月祭事予定

01日(木) 08:30~月次祭

03日() 13:00~神前結婚式

04日() 10:00~神前結婚式

09日(金) 安産戌の日

15日(木) 08:30~月次祭

21日(水) 安産戌の日

23日) 天皇誕生日

27日(火) 13:00~年越大祓