座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

本殿にて御祈願をする時のマナー

2016年11月12日 | 神社知識・作法・歴史

この七五三の季節とこれからの年末年始は、御祈祷で大勢の方々に本殿に上がっていただく時期です。

しかし本殿が“神様の家”であるからには、入る際気を付けていただきたい事柄も少なからずあります。 細かく注意書きをしているわけではありませんので、この場を借りてお話をさせていただきます。

 

①写真撮影などはしない →入口に張り紙をしている神社もありますので、これは皆様お分かりだと思います。 本殿へはお願い事をしに来ているのだと考えると、慎むべき事柄です。

②帽子を脱ぐ →帽子は基本的に屋外で日除けや防寒のため着けるもので、人同士の挨拶であってもお互い脱ぐのが礼儀です。 本殿に入る際に脱いでいただきたいものです。 ちなみに神主の被る『烏帽子(えぼし)』は衣装の一部ですので、逆に外してはいけないものになっています。

 

お正月の本殿祈祷の様子

③食べ物を食べない →ご家族の中に小さいお子様がいると、大人しくしていてもらうためにお菓子を食べさせるという方が時々おられます。 お気持ちは分かりますが、他の方のご迷惑にもなりますので、ご遠慮下さい。

④マスクをしない →これに関してはなかなか難しい所です。 特にこれからは寒く乾燥した日が続きますので、人の多いところでは風邪やインフルエンザをうつされない様に(うつさない様に)マスクをする、というのは正しい事ではあるのですが、見方によっては “顔を隠してお願い事をしている” とも見えるかもしれません… もし体調に不安がなければ、マスクも外していただいた方が作法としては良い形かと思います。

 

挙げれば他にもありますが、神社を “一方的にお祓いしてもらう所” ではなく “こちらから神様に感謝やお願い事を伝える所” と考えれば納得していただけるのではないでしょうか。

こうしたマナーをとりわけチェックしている訳ではありませんが、本殿へ上がる際は思い出していただきたいと思います。


久々の強い雨です

2016年11月11日 | その他

本日は朝から冷たい雨が降りしきる寒い一日となりました。

今朝の境内

写真では分かりずらいかと思いますが、大粒の冷たい雨が降っております

お昼前には小雨になり、今は殆ど降っておりません。今は丁度七五三の時期でもありお祝いのお子様が御祈願にいらっしゃいます。今日みたいな雨の日でもお写真が撮れるように幾つか撮影場所を提供しております。

 

ご祈祷にいらした際は是非ご利用下さい。また場所等ご不明な点御座いましたら神主・巫女までお問い合わせ下さい。※晴れの日は境内(本殿前)にご用意しております

 

 


鎮物の奉製

2016年11月09日 | 御祈祷・授与品

今神社は七五三の季節の只中ですが、だから他の御祈願をしない訳ではありません。

やはり土日大安の日は外に出向いての御祭の御約束も多く、社務所では地鎮祭等で使用する『鎮物』の準備が行われました。

奉製途中の鎮物。五色の切麻、南天の葉、金物の人形などがお供え物として入れられます

これから年末にかけて社務所で取り扱うこうしたお供え物、御神札、御守などはどんどん増えていくことになります。

手落ちが無いよう、忙しくても心掛けていなくてはなりません。


立冬

2016年11月07日 | 

今日は暦の上で“立冬(りっとう)”、文字通り冬の始まりとされる日です。

紅葉はまだこれからという所ですが、朝晩は随分冷え込んできて、マフラーを着けている方も多く見かけるようになりました。

イチョウやモミジは少し色づいてきた頃です

また暦といえば社頭にて頒布している『鈴鹿暦』、新しい平成29年版のものが神社に到着しました。

書店等で売っているものに比べれば簡単な暦ですが、暦注や行事についてなど必要なものは記載されています。

もう社頭に並んでいますので、ご希望の方は社務所にお申し付け下さい。


七五三詣

2016年11月06日 | お正月

本日も秋晴れに恵まれ七五三詣の御祝いのお子様で境内が賑わいをみせました。七五三詣は11月15日を中心に、三歳の男女児、五歳の男児、七歳の女児が、無事に七五三を迎えられたことを神様に奉告し、これからのご加護を祈ります。七五三は子供の年祝いです。かつては三歳の「髪置」、五歳の「袴着」、七歳の「帯解」などが行われていました。

当社、御祝いのお子様の記念品の一つとして、絵馬をお書きいただいております。七五三専用の絵馬掛けが鐘突堂の前にあり、拝見させていただくと将来の夢であったり、家族のことであったりお子様の様々な思いが記されております。

お子様の思いが届きますように神職一同お祈りいたします。七五三詣を始めご祈祷に関しましてはご予約は必要ありません。午前9時から午後4時30分まで受付を致しております。直接神社へお越し下さい。


簡易神棚・神棚の祀り方

2016年11月04日 | 御祈祷・授与品

先日の『神宮大麻暦頒布始奉告祭』では御神札の他にも、神社に関わる各種ポスターやパンフレット等も各宮司へ配布されました。

その中に簡易神棚と小冊子「お神札のある生活」というものがあります。

これからの年の瀬というのは“新年を迎えるために神棚を綺麗にし、御神札を新しくする”という時期でもあります。

簡易神棚は立てかけることで場所を選ばず御神札をお祀りするためのもの。 また小冊子はお供えの方法など簡潔に説明書きがなされているものです。

どちらも無料でお渡ししていますので、ご興味のある方はお気軽に社務所へお尋ねください。


文化の日

2016年11月03日 | お正月

文化の日は、明治6年に公布された「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」以降、明治44年までは天長節昭和2年に改正された「休日ニ関スル件」以降、昭和22年までは明治節として、明治天皇の誕生日による休日となっておりました。現在は文化の日として「自由と平和を愛し文化をすすめる日」として現在に至っております。

本日は11月最初の休日祝日とあって、七五三詣のお子様で境内が賑わいをみせました。

午前中から昼過ぎにかけてが一番多くにぎわいましたが、14時以降は比較的穏やかにご祈祷も落ち着きをみせました。昨年よりお祝いのお子様にはご祈祷控室で絵馬をご記入いただいております。三歳のお子様はお父様お母様が代筆されておりますがそれぞれ将来の夢であったり、家族のことだったりと様々な願いが記されております。

それぞれの夢が成就されますようご祈念いたします!本日は誠におめでとうございました!


神奈川県神社庁相模中央支部による神宮大麻暦頒布始祭を斎行

2016年11月02日 | 氏子青年会

今日は朝から殆ど陽射しもなく、昼頃には雨がポツポツ落ちて非常に寒い一日となっています。

年末年始を2カ月後に控えて、当相模中央支部では本日午後3時より厚木市、大和市、綾瀬市、海老名市、座間市、愛甲郡愛川町、清川村内の各ご家庭へ頒布する為の神宮大麻、暦頒布始祭を斎行致しました。

 このお祭りは、神宮では8月17日に斎行されて後各県の神社庁へ頒布され、神奈川県神社庁では10月5日に斎行されて各支部を通じて各神社に頒布されていきます。

本日の祭典は、支部長の斎主で支部員2名の奉仕により行われ、支部管内の宮司を始め相模中央氏子総代会の役員も参列致しました。

斎主(山口支部長)祝詞奏上

浦安の舞奉納

斎主玉串奉奠

氏子総代会代表玉串奉奠

午後3時半過ぎ終了し、各神社へ神宮大麻、暦をお渡ししました。

此れより各神社に於いて神宮大麻、暦等の頒布の準備を進めてまいります。


11月神社行事予定

2016年11月01日 | 神社祭事並びに行事予定

11月に入り、年内の残すところ後2カ月となりました。七五三の時期にも入り、境内がお祝を迎えられたお子様で賑わう月でも御座います。

11月は和名で霜月(霜月)といい語源には様々な説がありますが、一番有力とされているのが¨霜降り月・霜降月(しもふりつき)¨が略されたものだと言われております。

 

  1日(火) 7:00  月次祭

  2日(水) 16:00 相模中央支部 大麻頒布始祭

12日(土)       戌の日

15日(火) 7:00  月次祭

23日(水)15:00  新嘗祭

24日(木)       戌の日 

 

これからの季節朝晩と気温が下がる日々が続くと思われます、体調等崩されぬようご自愛下さい。