座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

正月事始め

2017年12月12日 | 境内の様子

段々と落ち葉も落ち着いてきて、境内は常緑樹と落葉後の枝ばかりの景色となっています。

冬に咲く花もあるとはいえ、今神社を彩るのは少しの山茶花(さざんか)と本日植えられた花壇の花くらいのものです。 紅葉の頃と比べて少し寂しい、しかし落ち着いた雰囲気が感じられるようになってきました。

山茶花の花

ついこの間まで七五三のご家族で境内が賑わっていたことを思うと、急に季節が動いたようにも感じます。 ただ、この静けさと冷たさがあってこそ、心持を変えて新年に向かおうという気持ちが増すのかもしれません。

先日書いたように明日13日は“正月事始め”、新年の準備を始める頃とされています。 まだまだ神社では準備が山積みですが、良い歳越となるよう気を引き締めて行きたいと思います。


御正月巫女奉仕者説明会

2017年12月11日 | その他

昨日午後1時より御正月に巫女としてご奉仕いただく方の事前説明会が行われました。

約50名位の奉仕内定者に対して御正月ご奉仕いただくための身なりや言葉使い、奉仕当日までに覚えてきてほしい事柄など担当者より説明を致しました。

全体での説明や注意事項などお話したのち当日担当いただく箇所に分かれて細かいお話もさせていただきました。

この後は高校生を除いて31日夜からのご奉仕となります。高校生は1日朝よりのご奉仕となります。


大注連縄の玉作りと各所注連縄奉製

2017年12月10日 | 注連縄奉納同志会

本日午前9時より境内にて注連縄奉納同志会による大注連縄の玉作りと各所の注連縄の奉製が行われました。

同志会と共に当社氏子青年会の方々も参加され諸先輩方の指導の下注連縄づくりに励んでいました。

手水舎などの注連縄作り

社殿前や鳥居の注連縄は今週の土曜日に行われますが、先ずは大注連縄に付ける玉作りを行いました。

御田植祭で作られた餅米のわらを使って行います。

奉製は午後までかかりましたが、日差しもあって少し暖かく感じられたので作業もスムーズに出来たようです。

注連縄奉納同志会並びに氏子青年会の皆さん今日は本当にご苦労様でした。

今週土曜日の大注連縄の奉製も宜しくお願い致します。


新年準備

2017年12月09日 | 境内の様子

この数日当ブログでもよくふれておりますが、今はお正月の準備が山場を迎えております。一言でお正月の準備と言っても様々なものがありますが落ち葉が落ち着いてきたので手水舎の周り・本殿周りと順番に各所の清掃をはじめており本日は受付裏側、中庭の清掃を行いました。

清掃をして綺麗になった所を見ると心が穏やかになります

各家庭でも新年を向かる準備として大掃除をされるかと思います。以前はお正月を迎えるにあたって、13日に家の内外を清掃する煤払い(すすはらい)という行事が御座いました。家全体の掃除は後日に行っても神棚や仏壇はその日に行われておりました。中々忙しく13日に行えない家庭が殆どだと思いますが、13日ではなくても時間を作り一年の感謝の気持ちを込め神棚を綺麗にして、新年を迎える準備をされてみてはいかがでしょうか。


歳越大祓の人形 配布中

2017年12月08日 | 神社知識・作法・歴史

12月に入り、年内最後の祭典である『歳越大祓(としこしおおはらえ)』も近づいてきました。

現在社務所では歳越大祓に用いる『人形(ひとがた)』をご希望の方にお配りしています。

大祓の人形・車形。紙でできています

昨年の歳越大祓の様子。外でお祓いを受け、本殿で祈願祭を行います

6月と12月の年2回あるこの大祓は、『人形』に皆様の罪穢れを移し、それをまとめてお祓いする事で新しい自分に立ち返っていただく、という神事です。

歳越大祓は12月27日午後1時からの開始で、当日境内にいらっしゃった方はどなたでも参加することができます。

当日参加される方にはその場で人形をお渡ししますが、事前に人形をお使いになり神社に預けていただく事で、当日来られない方の分や運転する車の分もお祓いをする事ができます。

 

人形の使い方はまず人形で自身の身体を撫で、次に息を吹きかける。 事前に神社にお預けになる方は名前と生年月日を人形に記入して、それで自身の身代わりとします。

ご興味のある方へは神社社務所の窓口で直接、あるいは宛先をお教えいただければこちらからお送りする事も可能です。 逆に人形をこちらへお預けになる際も、同封の封筒で投函していただければ社務所まで届きます。 お気軽に社務所までお尋ねくださいませ。


大雪

2017年12月07日 | 

今日は暦の上で『大雪(たいせつ)』、“大いに雪が降り始める”とされる時期です。

気温も大分下がりこの一週間ほどは最低気温が氷点下に迫るようです。 それでもこの座間で雪が降る事は稀で、もし日常的に雪の降る地方だったら…と毎年雪国の神社の御苦労が思われます。

落葉はまだしばらく続きそうです

このところは晴天が続いていますが、明日は午後に雨が降るような予報が出ています。 小さな降りとの事ですが、外に出られる方は充分支度をしてお出掛けになった方がよさそうです。


屋上の清掃

2017年12月06日 | 境内の様子

大変落葉の多い季節になりまして、今日も朝からほぼ正午に至るまで境内の掃き掃除が主な社務となりました。

しかしイチョウの葉も大分落ちきり、落葉も山場を過ぎたようです。 午後にはしばらく手を付けられなかった参集殿屋上の清掃を行いました。

参集殿の屋上は平らな構造になっていますので、この季節は何度か清掃を行わないと葉や雨水が溜まってしまいます。 特に建物に沿うように建っているイチョウから葉が落ちるのですが、今回は良い頃に掃除にかかれたと思います。

これからの年末年始、真冬の一時期は一年で唯一落ち葉の全くなくなる時期です。 手間がなくなり嬉しい反面、忙しい時期が来たなと、少々憂鬱な思いもあります…


榊の植樹

2017年12月05日 | 境内の様子

先日、いつもの職人の方に依頼をして境内裏手に榊の植樹を致しました。

境内の管理をする以上、どうしても剪定や伐採といった作業に普段気をつかいがちですので、新たに木を植えるというのは滅多にない事で喜ばしい事です。

今は真新しい敷土の上に美しく整列しています。 裏手なので参拝の方の目に触れないのが少々勿体ない部分もありますが…

『榊(さかき)』はツバキ科の常緑樹で、生命力の強さ・葉の緑の美しさから尊ばれてきた歴史を持ちます。 御神前の装飾や大麻・玉串として神事にも使われる神社にとってはお馴染みの木です。

漢字で「神」と「木」を合せて「榊」となりますが、これは中国から渡来した字ではなく日本で生まれた漢字で、この国で古くから神事に用いられていた事が伺えます。 ちなみに「さかき」という読みは「境の木」を意味すると言われています。

 

現在当神社のお祭りで用いる大麻・玉串は全て境内の榊から採っています。 この木も成長すればお祭りに参加してもらう事になるのでしょうね。 大事に育てていきたいと思います。


正月準備着々と

2017年12月04日 | 境内の様子

12月に入り、年末・お正月に向け準備が本格的に始まってまいりました。

今日は午後からお正月用のおみくじ掛けの設置を行いました。

 

境内西側に準備しました。

この枠に縄を下げておみくじを結んでもらいます。

この他にもおみくじ掛けを準備する予定です。

枝垂れ桜等の木々におみくじを結んで行かれる方がいらっしゃるのでなるべく多くの場所に仮設のおみくじ掛けを設置して、木々等には結ばないようお願いしております。


神前結婚式

2017年12月03日 | 神前結婚式

本日、晴天のもと当社ご本殿に於きまして神前結婚式のご奉仕がございました。神前結婚式ではご縁によって結ばれた二人が結婚の奉告をして、これからの人生の苦楽を共にし、明るく楽しい家庭を築き、子孫繁栄をはかることを誓う神事であります。

宮司祝詞奏上後は、巫女舞「浦安の舞」を奉奏し、その後「誓杯の儀」「指輪交換」「誓詞奏上」「玉串奉奠」を続きます。

「浦安の舞」奉奏

誓杯の儀

誓詞奏上

本日の良き日に夫婦の契りを交わされましたこと誠におめでとうございます。これから先のお二人のお幸せを神社職員一同お祈り申し上げます。


師馳

2017年12月02日 | 境内の様子

一般的には12月13日が『正月事始め』、御正月の準備を始める頃とされていますが、神社ではもう本格的に年末年始の準備が行われています。

12月に入った事で“まだ時間はある”という心情的な壁が無くなったからかもしれません、今出来る部分は授与品やそれを仕舞う部屋の用意などに留まりますが、少しづつ焦燥のようなものを感じ始めています。

御札御守を仕舞う部屋、また御札に筆で文字を入れる部屋など裏方にも様々な部屋を準備しなければなりません

12月を和名で「師走、師馳(しわす)」と言い、“お坊さんが走り回らなければならないほど忙しい時期”であるためそう呼ばれるようになったという説があります。 近い立場の人間としては納得できる話なのですが、実はこれは俗説で、本当の由来はもう平安時代頃には分からなくなっているそうです。

しかしどんなお仕事をしていても慌ただしい時期なのは間違いありません。 大変な季節ではありますが、皆様も御身体ご自愛いただいてお過ごしください。


月次祭斎行

2017年12月01日 | 神社祭事並びに行事予定

本日午前7時より月次祭を斎行致しました。

今朝は小雨の降る寒い朝でした。

 

修  祓

祝詞奏上

月次祭は15日を残してあと一回を残すのみとなりました。

今月の昭和天皇御製です

もうインフルエンザの流行が始まっているようです。

この師走も例年より寒くなり、日本海側では雪が多くなる半面太平洋側では乾燥した空気になるのでインフルエンザの広がりが心配です。

くれぐれもお身体ご自愛下さい。

 《今月の行事予定》

1日(金) 7:00~ 月次祭

1日(金) 安産戌の日

3日(日) 12:30~ 神前結婚式

10日(日) しめ縄作り予定日(玉作り)

13日(水) 安産戌の日

15日(金) 7:00~ 月次祭

16日(土) しめ縄作り予定日(縄作り)

25日(月) 13:00~ 敬神婦人会本殿清掃奉仕

25日(月) 安産戌の日

27日(水) 13:00~ 歳越大祓式 

31日(日) 大晦日