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7月2日の社説は・・・

2014-07-02 05:31:27 | 社説を読む
集団的自衛権が続くか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 集団的自衛権の容認―この暴挙を超えて

読売新聞
・ 集団的自衛権 抑止力向上へ意義深い「容認」
 
毎日新聞
・ 歯止めは国民がかける
 
日本経済新聞
・ 助け合いで安全保障を固める道へ
 
産経新聞
・ 集団的自衛権容認 「助け合えぬ国」に決別を

中日新聞
・ 9条破棄に等しい暴挙 集団的自衛権容認 
 
※ それにしても、賛成3紙と反対3紙の距離が遠すぎます。

賛成3紙です。

読売
「米国など国際社会との連携を強化し、日本の平和と安全をより確かなものにするうえで、歴史的な意義があろう。」

産経
「戦後日本の国の守りが、ようやくあるべき国家の姿に近づいたといえよう。」

日経はソフトな賛成です。
「大国の力関係が変わるとき、紛争を封じ込めてきた重しが外れ、世界の安定が揺らぎやすくなる。歴史が物語る教訓だ。いまの世界は、まさにそうだろう。平和を保つために日本は何ができるか。問い直すときにきている。」


反対3紙です。

朝日
「戦後日本が70年近くかけて築いてきた民主主義が、こうもあっさり踏みにじられるものか。」

中日
「政府がきのう閣議決定した「集団的自衛権の行使」容認は、海外での武力の行使を禁じた憲法九条を破棄するに等しい。憲政史上に汚点を残す暴挙だ。」 

毎日はソフトな反対です。
「閣議決定で行使を容認したのは、国民の権利としての集団的自衛権であって、政治家や官僚の権利ではない。歯止めをかけるのも、国民だ。私たちの民主主義が試されるのはこれからである。」


 賛成派から並べると、産経 - 読売 - 日経 - 毎日 - 朝日 - 中日 となります。

 日経や毎日の論調なら議論になりますが、産経-中日の距離感は遠すぎます。

 ちなみに新聞発行部数は・・・

 出典は http://www.garbagenews.net/archives/2093821.html

 これに、毎日と発行部数が並ぶ地方紙の雄、中日新聞グループが加わると・・・・。

 賛成3紙と反対3紙がほぼ同数になるのです。

 だから、日本はまだまだ健全なのかもしれません。

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