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勉強にはやり方がある-その2-

2022-07-22 05:55:28 | 児童生徒のための勉強法

《 やる気は生み出せ 》

 前回は、なぜ勉強が必要か納得しろということを書きましたが、今日はそれを踏まえて、やる気を生み出すお話です。

 やる気は、コントロールできるのです。

 そのもとになるのが、ズバリ、「目標」です。

 目標には、長期・中期・短期のものがあります。

 将来こんな仕事をしてこんな生き方をしたい(長期)

 それにはこんな学校で学びたい(中期)

 そのためにはこういう努力をして2学期にはここまで頑張りたい(短期)。  

 3年生なら、中期から短期にかけての目標は明確にしましょう。
 そして、それを目に見える形に表しましょう。それが「見える化」です。

 例えば高校への進学を希望する人は、目標の高校名を書いて机の前に貼る。

 夏休み中に訪問して、その時写した写真を貼る。その学校へ行っている人に話を聞く。

 過去には、入りたい学校の校歌を覚えた3年生もいました。


 でも、ここで終わったら、単なるオタクです。

 次には、そのための短期目標を作ります。

 まず“この日”を明確にします。

 例えば、入学試験の日、3学期学年末、2学期末の試験だとしましょう。


 次にそれぞれの目標を具体的に考えます。

 その目標とは、得点であったり、およその順位であったり、あるいは○○さんなど、自分なりに考えます。

 頑張ったテストや悔しかったテストを机の前に貼っておくのもモチベーションを維持するには効果的です。


 これら、「内発的」なやる気と、さらにもう一つ、「外発的」なやる気が必要です。

 それが勉強仲間です。

 同じような目標を持っている人が良いでしょう。良い意味でライバルになるのです。

 情報を交換し、いっしょに高校へ訪問するのも良いかもしれません。その人といっしょに、でも少し離れて勉強するのです。



 家庭ではイメージトレーニング。
 目標にしている人をイメージします。

「この人なら、今も勉強しているはずだ。ここはこうやって勉強しているはずだ。」  


 やる気 → 勉強 → 成果 → 次のやる気 のサイクルが出来れば成功です。


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