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10月29日の社説は・・・

2013-10-29 05:16:59 | 社説を読む
国家安全保障会議設置法案の審議が始まりました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日本版NSC―軍事の司令塔にするな
・ 公共インフラ―維持・管理への集中を

読売新聞
・ みずほ改善計画 信頼回復への道筋が見えない
・ 伊豆大島災害 安全確保に必要な政府の支援

毎日新聞
・ みずほ銀処分 これで変われるのか
・ 川崎・神戸市長選 自民に地方からの冷風

日本経済新聞
・ みずほは信頼回復へ重い課題を負った
・ 動き出したNTTの国際戦略

産経新聞
・ 水俣ご訪問 両陛下のお気持ち真摯に
・ みずほ銀処分 「社会の範」へ意識変えよ
 
中日新聞
・ みずほ銀不祥 事信頼回復の決意見えぬ
・ 米無人機攻撃 許されない無差別殺傷

※ 国家安全保障会議は朝日のみで、みずほ銀行が5社と、予想が外れました。

 でもどちらが大切か?

 むろん前者でしょう。朝日から抜粋します。

「国家安全保障会議(日本版NSC)の設置法案をめぐり、衆院特別委員会の審議がきのう始まった。

 米国などのNSCと連携しながら外交・安全保障の司令塔として省庁間調整にあたり、議長である首相を助ける。

 扱うテーマは対中関係や北朝鮮の核・ミサイル問題、領土問題など。武装した漁民が無人島に来た場合、まず警察や海上保安庁が対応するが、エスカレートすれば自衛隊が出動し、短時間で切れ目のない対応をとる――。安倍首相が描くのはこんなイメージのようだ。」

 しかし・・・

「軍事偏重の向きはないか。むろん侵略やテロへの備えは必要だが、それだけが安全保障ではあるまい。エネルギー問題や金融不安、食糧、災害、感染症といった多様な危機にあたっては、軍事、外交、経済などさまざまな角度から検討されなければならない。 」 

「NSC法案は安保政策の大転換に向けた最初の一歩とも言える。
 この法案が通れば、次に特定秘密保護法案の成立をはかり、日米同盟のさらなる強化に踏み出す。」

「日米同盟の軍事的な一体化をどこまで進めるのか。これからの論議が、日本の方向性を決めることになる。」

 その通りです。

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