９月６日の社説は・・・

マイナンバーはまだ産経のみです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　原発事故と食―対韓紛争で見えること
・　電力監視委―新規参入促す役割を
　
読売新聞
・　防衛費概算要求　安保法制を支える装備調達に（2015年09月06日）
・　楢葉町避難解除　住民帰還のモデルにしたい（2015年09月06日）

毎日新聞
・　軽減税率　給付金では代替できぬ
・　戦後７０年視点・償いと和解＝岸俊光（論説委員）

日本経済新聞
・　マイナンバーで効率的な社会を

産経新聞
・　医学部新設　地域定着の使命を果たせ
・　サンマ・マグロ　日本が漁獲管理主導せよ
　　
中日新聞
・　技術者倫理の大切さ　週のはじめに考える

※　日経がマイナンバーを１本もので取り上げました。

「税と社会保障の共通番号（マイナンバー）の活用がいよいよ始まる。巨額の費用をかけて導入する仕組みだ。個人情報保護に配慮しつつ、十分に活用して行政の効率化や税負担の公平化などにつなげてほしい。これを機にＩＴ（情報技術）を使った新産業を育て、日本社会全体の活性化も進めたい。

　マイナンバーは国内に居住するすべての人に一人一つずつ12桁の番号を振る仕組みだ。」

どんなメリットがあるのでしょう。

「年金や児童手当などの給付を役所に申請する際、従来は住民票や所得証明書といった書類を事前に一通りそろえる必要があった。今後はマイナンバーを記入して申請さえすれば、行政の内部で必要な情報を瞬時に集めてくれる。」

「企業から個人への給与などの支払いはマイナンバーで管理されるようになる。複数の収入がある人の場合でもマイナンバーで名寄せすれば、税務当局はその人の収入の全体をすばやく正確に把握できる。納税の際の間違いや不正も簡単に見つけられるわけだ。」

「銀行口座に番号がつけば、収入状況に加えて個人の金融資産の全体像も把握しやすくなる。能力に応じた税や社会保険料の負担をより正確に求められるだろう。生活保護などの給付についても、本当に必要な人に絞り込む作業をしやすくなる。」

「改正法により、予防接種やメタボ健診の情報もマイナンバーで管理できるようになる。その人がどのような診療や検査、投薬を受けてきたかの情報を関係者の間で共有できれば、重複する検査や投薬を防げるなど医療を効率化する効果を望める。」

メリットは分かります。
不正がしにくくなるのも賛成です。　

ただし、心配もあります。
悪用です。

なりすまし、サイバー攻撃、個人情報流出・・・・

事前に十分な対策が必要です。